静かなあの子は友情を知らない

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ティブ(そんじゃあな！)


『うん、またね』


ティブとギブの餌を大量に買って、縄張りに届けてあげた


その後暇になったから森から抜けてそこら辺の家を観察していると


ピーター「A！？最近見ないから引っ越しちゃったのかと思ったよ！」


『...』


なんで冷たくしてるのに話しかけてくるの


ピーター「久しぶりにあったから俺の家寄ってかないか？今日知り合いから貰ったケーキがあるから一緒に食べよう！」


『いいえ、遠慮しておくわ。』



ピーター「そんなこと言わずに！」ｸﾞｲｯ


『ちょっと！』


ピーターは私の腕を掴み家に向かった


『も、もう、わかったわよ。引っ張られるのは恥ずかしいからやめて』


ピーター「分かったけど逃げないでよ？」


『はぁ』


ピーター「あと１個届ける手紙残ってるから着いてきて！」


『はあ？誘うなら全部届けてからにしなさいよ』


ピーター「だってひっさしぶりにAに会ったから沢山話したいじゃん！」


『そーですか』


ピーターの後をついて行くと大きな屋敷が見えてきた


ピーター「あそこ！あそこの人に私に行ったら俺ん家行こう！」


『私待つの嫌いだから早く届けてよ』


ピーター「ﾌﾌｯうん！」


なんかニヤニヤしてるんだけど


『何でそんなにニヤニヤしてるのよ』


ピーター「だって最初はイヤイヤ言ってたのに今は待っててくれるって優しいなと思って」


『っ...ふんっ！早く渡してきなさいよ』


ピーター「うん！行ってくる！」


何よあいつ


なんであんな恥ずかしいこと言えるわけ？


絶対私今顔赤いじゃん！


私は家の敷地に入るのも失礼だから道路脇で待っていた

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