* Prologue ページ1
赤く、紅く、燃える月が夜空に憤怒をもたらしている。
部屋までもが、怒りの色に染まっている。
『また、会える』
血に濡れた手をしっかり掴み、離れがたさを伝える。
『もう、繰り返したくない... 』
さらにしがみつくと、怒りは溢れでてくる。
相手の方も、同意するかのように握りしめる。
しかし、
記憶が飛散していく。心がかき乱されていく感覚だった。
"月" はまだ教えてくれない。
この終わることのない物語のページを。
過去を繰り返すのか、ないかもしれない未来を築くのか、それとも_________。
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ミロード - 楽しみ〜 ゆらちの書く小説はおもしろい! (2016年7月2日 22時) (レス) id: 9af085011f (このIDを非表示/違反報告)
ひーたん - いいねぇー、先がきになるぜよww 続き待ってるよーン (2016年6月17日 21時) (レス) id: caebc72c1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真葛 | 作成日時:2016年6月16日 20時