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「ごめっ…ごめんなぁ…っ…」
「なにが？？ちょっと泣かんでよ。えぇー…」
そのまま何回も謝る和也くん。
頭を必死に回して原因を探すけど、
いくら考えても謝られてる意味が分からん。
助けを求めて恭平を見れば、こっちを見て手招きをしている。
どうやら何か知っているようだ。
近づいていくと、耳元で小声で告げられる。
「駿達の誕生日、祝えんかったやろ？だから今日一緒にやりたかったんやて。」
困ったように眉毛を下げる恭平。
なるほど。
こんな状態の和也くんと一緒に行ったんはそういう理由か。
和也くんは夏頃に思いっきり調子を崩したから、
俺らの誕生日会なんかできるわけなくて。
もちろんそれに関しては何とも思ってなかった。
今の今まで忘れてたくらいやし。
「そんな気にせんでもええのに。」
「…ごめんなぁ…っ…ごめん…。」
完全に良くないスイッチが入っているようで、
慰めても、全然泣き止む気配はない。
昔から和也くんは記念日を気にするタイプやった。
誕生日とか七夕とか、あと合格発表の日とか、
毎回気合いをいれて飾り付けやら料理やらしてくれて。
丈くんは俺の分はやらんでええって言ってるけど、毎回ちゃんと祝ってる。
…そういえば昔、聞いてみたことがあった。
『なんでそんなに祝うん？俺、別に謙杜と一緒でもええよ』
いつの日かの誕生日。
誕生日会が終わって、黙々と洗い物をしている和也くんに話しかけた。
我が家は俺の誕生日から怒涛の夏生まれ組誕生日ウィークが始まる。
毎回毎回ケーキ作って、料理もして、片付けもして大変そうで。
なんでやるんやろうって純粋に疑問やった。
そしたら和也くん、
『施設ん時は、誕生日会合同やったやろ？
一人ひとりちゃんと祝いたいねん。
そっちの方が嬉しいし、楽しいやん。』
なんて笑ってたっけ。
…うん、決めた。
「…よしっ！和也くんはソファーで休んどって。俺が料理作るわ。」
「え、無理ちゃう？」
「無理ちゃうし、できますー。」
和也くんが普段つけてるエプロンを拝借する。
ほら結構、様になってるやん。
「ほんまにやるん？駿、料理いつぶり？」
「小学校の家庭科の授業以来っ！！」
頭を抱えてため息をつく恭平は無視して、
まずは切りかけのキャベツから切りますか！！
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月(プロフ) - mmさん» 承知致しました、！沢山質問してしまってすみませんでした！これからも作品を楽しみにさせて頂きます。 (8月25日 17時) (
レス) id: 434f5dca99 (このIDを非表示/違反報告)
mm(プロフ) - 月さん» パスワードはTwitterアカウント内で公開しています。詳しくはプライベッター内の注意事項に記載しておりますのでそちらをご確認頂ければ幸いです🙇💦 (8月25日 7時) (レス) id: 7a938f67ca (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - mmさん» アカウントを無事見つけることが出来ました！ありがとうございます。お願いばかりになってしまって申し訳ないのですが、パスワードを教えて頂くことは可能でしょうか。 (8月24日 23時) (レス) id: 434f5dca99 (このIDを非表示/違反報告)
mm(プロフ) - 月さん» アカウントはこちらです→@2022_mmk (8月22日 21時) (レス) id: 7a938f67ca (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - mmさん» ご回答ありがとうございます！そうなのですね、！どこかで言及されていましたら申し訳ないのですがTwitterのアカウントを教えて頂けたら嬉しいです。privatterのユザネで検索してみたのですが出てこなかったので... (8月22日 14時) (レス) id: 434f5dca99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mm | 作成日時：2022年9月2日 7時
