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9話 ページ11

チームVの更衣室の出来事から、数分後……

私はようやく仕事を終え…食堂で夕食を食べていた。




「……はぁ」



潔「…夢主さん?…お疲れ様っす」



「…潔くん…お疲れ様です」



挨拶して、食事を持ってきた潔くんは私の目の前へと座った……

今日も誰もいないと思っていたけど……



「…潔くんって、夕食遅い方なの?」



潔「いや、今日はたまたまです……1人かなって思ってたら、夢主さんがいたから…


所で……その……」



「…ん?」



何やら、言いにくそうにしている…思わず、食事の手を止めて見ていた…



潔「勘違いだったらすいません……


その、なんか嫌な事ありました?」



「……え?」




潔「その……元気無さそうだなって思って……


違ったらすみません!!その、話なら聞くし…」



「…そっ……ちょっとね……話聞いてくれますか?」



潔「…はい!!」




チームVの更衣室の出来事を話すと、潔くんは最後まで耳を傾けてくれた…


潔「ドリンクかけた!?ドラマの話みたいですね…すぐにやり返せるってカッコイイな…」



「まぁ…咄嗟にやっちゃったけどね……


流石にドリンクかけたのはやりすぎだったかな?」



潔「そうですか?

夢主さんに対して失礼な言動だったし、当然だと思うんですけど…」



その言葉を聞いて、少し心が軽くなった…。


話してみて、良かった……たまにはこうして、誰かと話しながら夕食食べるのもいいかも…




「ねぇ、潔くんはいつまで敬語なの?


私たち、同年代なんだし…外していいんじゃない?」




潔「…え?あっそうか…」



「……それより、潔くんのおかず…

納豆だけ?」




潔「うぅ……低ランクはこんなもん……


もう慣れたから」




「…そっか……良かったら、私の分のおかず分けようか?」



潔「え!?いや……流石に悪いよ…!」



「たまにはいいよ……はい」


私の分のおかずを潔くんの白ご飯の上に乗せた……

賄いの余り物で作った回鍋肉だから、ご飯に合うと思うけど…


潔くんは、分かりやすく食べたそうな顔をしていた。



潔「うわぁ……マジで神…ありがとう!!


いただきます!!」



手を合わせた後、潔くんは回鍋肉とご飯を口に入れると、「うんまぁ」と零していた…


幸せそうで何より……


潔「まじ美味い!!」


「良かった、初めて挑戦してみたの…回鍋肉…


成功だね」



潔「…うん!!」



今日な夕食は、なんだかほっこりした……

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乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します!私、逆ハー&大好きで…めっちゃ嬉しいです!ブルロのキャラたち全員かっこいいしかわいいですよね!無理せずに頑張ってくださいね! (2023年3月16日 15時) (レス) @page17 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ユミカン(プロフ) - kaedeさん» コメントありがとうございます!!ですよね!!潔くんかっこよくもあり可愛いんですよ!! (2022年12月19日 22時) (レス) id: d937bb32a6 (このIDを非表示/違反報告)
kaede(プロフ) - 潔くん可愛い。めちゃわかる() (2022年12月19日 19時) (レス) @page50 id: 92efcba7a4 (このIDを非表示/違反報告)
ユミカン(プロフ) - noche/ノーチェさん» コメントありがとうございます!読んでいて、とても嬉しく感じました!!今後ともこの作品共々よろしくお願いいたします! (2022年12月8日 21時) (レス) id: d937bb32a6 (このIDを非表示/違反報告)
noche/ノーチェ(プロフ) - コメント失礼します!主様の小説の書き方がとても好みで、お話の内容も筋が通っていてとても素敵です!!夢主ちゃんの過去とキャラの展開がとても楽しみですね。無理をなさらない程度に頑張ってください!応援してます!!失礼しました。 (2022年12月8日 21時) (レス) id: 958fbd2e0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユミカン | 作成日時:2022年12月6日 13時

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