114話 ページ49
恵「では、まずは…貴方の兄について…
話しましょう」
柚「…ちょっと待って…
その前に、あのブラッドシスマイクを持った奴らを差し向けたのはお前か…」
恵「…えぇ、そうよ…
その理由も一緒にこれから話すわ」
柚「お兄ちゃんとその話に何の繋がりがっ……!?」
話の途中で突然の爆音…
恵「…っ!?」
流石に驚いたのか劗蔴はモニターに写ってる監視カメラを確認しだした。
恵「…靫彦!?」
柚「え？」
「劗蔴さん!!大変です!!
反逆軍が攻めてきました!!」
研究者の部下みたいな人が、そう知らせてきた。
余程の緊急事態なのか、さっきまで涼しい顔をしていた劗蔴の顔色が変わった。
恵「なんですって!?
よりによってこんな時に…」
警告音が鳴り響いて…無駄に静かだった研究所が慌ただしくなった…
柚「ちょっと!!何が起きてるの！？」
恵「……これを見なさい…!」
そう言って、1個のモニターを見せた。
そこに映っていたのは…確かに、お兄ちゃん…
そして、一郎達だ…何故……バトルをしてるの?
恵「待ちなさい!!……どこに行くの！？」
柚「お兄ちゃんの所に決まってるでしょ!!」
今すぐ、お兄ちゃんの所に向かおうとしたが劗蔴に呼び止められた…
恵「…やめときなさい!今の貴方が敵う相手じゃないわ!!」
柚「あんたに関係ないでしょ!!」
恵「っ…!」
気にせずに、私は研究所から出て…みんなの所に走り出した。
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一郎side
一「ハァ……ハァ……どうなってやがんだ……」
乱「……っあはは…これは、ちょっとキツイかも…」
左「クソが……何度攻撃しても、表情1つ変えやしねぇ…」
最初のワンバースで仕留めるつもりが、逆にこっちがやられた。
しかも、俺らの攻撃もきいてねぇ……それどころか、向こうはまだ実力を隠している…
靫「おいおい、なんだよそりゃ……こんなもんか?
ディビジョンバトルの代表チームと聞いたがガッカリだなぁ」
寂「…これは戦況的に厳しい…
何か手を打たないと…… 」
空「……」
簓「なんでや……なんでや靫彦!!!!
お前、どないしたんや!!?こんな事までして…柚華ちゃんになんの目的があんねん!!」
靫「…あいつのマイク…
彼奴がもってるマイクはこのブラッドシスマイクに対抗出来る唯一のマイクだ…それを奪う!
悪ぃな簓……ここでくたばれ!」
やばい…ここで終わりか……
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カメ - すっごく続きが楽しみです！更新楽しみです！作者様のペースで更新お待ちしております！ (2021年9月16日 1時) (
レス) id: a727910568 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもっちもっち - はじめて！一気読みさせていただきました。とてもおもしろかったです！更新楽しみにしてます！ (2021年9月14日 19時) (レス) id: dfec547105 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユミカン | 作成日時：2021年7月19日 0時
