113話 三郎side ページ28
病室にいる事数分…ほとんどのディビジョンメンバーが来た…。
一兄は…まだ来てない…
空「…おい、一郎の弟!
彼奴は…?」
二「…それは…」
空「まさか…来ねぇつもりなのか!?」
三「…っ」
空「ちっ!!」
獄「落ち着け…空却」
ｺﾝｺﾝ
扉をノックする音…入ってきたのは…
簓「柚華ちゃん!!!
…なんでこうなったんや…」
盧「仕方ない…誰も予想出来へんやろ」
零「…」
どついたれ本舗の2人は、この中で1番昔から柚華姉さんを知ってから…
銃「…私は、柚華さんを襲った奴らを探します…」
簓「ちょっと待ってくれへんか…?!」
入間銃兎を呼び止めた、白膠木簓…
簓「ここにいる全員に聞いて欲しい事がある…
だから、ここから出るんやったら俺の話を聞いた後にしてくれへんか?」
盧「急にどうしたんや…!?」
簓「俺な…さっき思い出してん…
柚華ちゃんの…過去の話を…」
その言葉に…一同目を見開いた。
そんな大事なことをこの人を何故忘れてたんだ!
盧「思い出したって…なんで」
簓「忘れてたのか?って聞きたいんやろ…
今思えば…忘れてた理由は柚華ちゃんのせいや」
盧「は？」
簓「柚華ちゃんの能力や…
まぁ、それは置いといて…
柚華ちゃんはこうなる前にこう言っとった…
『もし何かあったときは…皆に話してあげて』ってな」
柚華姉さんは…こうなる事を予想していたのか?
何故…
簓「俺が柚華ちゃんに聞いた過去を話す…
ーーーーーーー」
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過去編※少し、過激な表現を含みます…読む時は注意を!!
柚華side
私は、両親を殺人事件で亡くした…。
残ったのは、お兄ちゃんと私の2人だけ…
お兄ちゃんはまだ、高校生だったけれど…
私を養う為に…お父さんの昔なじみの人の研究所で働いた。
靫「柚華…俺頑張るから……」
柚「うん!!私も、お兄ちゃんと一緒に頑張る!!」
靫「ハハッ!ありがとな」
昔の私は、お兄ちゃんが大好きだった…
両親の記憶が曖昧な私を気遣って、仕事が休みの日は私の相手をしてくれてた。
仕事が忙しくて、自分は全然休んでないのに…いつも、楽しかったって言ってくれて…
いつからだろうか…お兄ちゃんが少し変になったのは…。
お兄ちゃんは、帰りが遅くなる事が多くなった。
そして、家に居ても…部屋にこもりっきりになってしまった。
私は気付くべきだった…兄の計画を…
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カメ - すっごく続きが楽しみです！更新楽しみです！作者様のペースで更新お待ちしております！ (2021年9月16日 1時) (
レス) id: a727910568 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもっちもっち - はじめて！一気読みさせていただきました。とてもおもしろかったです！更新楽しみにしてます！ (2021年9月14日 19時) (レス) id: dfec547105 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユミカン | 作成日時：2021年7月19日 0時
