110話 ページ25
乱数達と出掛けて家に着いて数分…
またインターホンが鳴る。
柚「はい…って左馬刻!?」
左「よォ…
んだよ、見ねぇ間にやつれたか?」
また、突然の訪問者に困惑していた。
左「…ほら、行くぞ」
柚「ちょっと!?どこにー!?」
相変わらず、行先も教えず車を走らせた。
着いた所は見覚えのある…
柚「ここって…」
左「前に来たの覚えてっか?」
柚「当たり前じゃん!!…
やっぱり、綺麗だね」
前に2人で行ったヨコハマの橋が綺麗に見えるところ。
左「なぁ……柚華って…
呼んでもいいのか?」
柚「え?…いいけど…」
いつもは人の確認なんか取らないで、図々しいのに…
左馬刻は…頭をかきながらそう聞いてきた。
柚「…いいの?…私なんかと居て…
私は…」
左「別に俺はおめぇに騙されたなんざ思っちゃいねぇよ…
それにお前から話すまで…過去の事も聞かねぇつもりだ」
柚「…っ左馬刻…」
左「だからよ、そんなシケたツラすんな…
んで、お前を泣かすヤツらは俺がまとめてぶっ飛ばしてやる!!…だから、1人で悩んだりすんなや!!」
声はいつもと変わらずはってるのに…
頭を撫でてる手は…今までに無いくらい優しく温かかった。
柚「うんっ!!…ありがと…!!」
左「…フッ…そろそろ行くぞ」
左馬刻は、しっかり私を家まで送り届けてくれた。
中に入る前に家のポストを確認すると…
送り主が書かれてない封筒があった。
柚「なにこれ…
ッ!?これは…」
中に入っていたのは…紛れもない、゛アイツ゛からの
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カメ - すっごく続きが楽しみです!更新楽しみです!作者様のペースで更新お待ちしております! (2021年9月16日 1時) (レス) id: a727910568 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもっちもっち - はじめて!一気読みさせていただきました。とてもおもしろかったです!更新楽しみにしてます! (2021年9月14日 19時) (レス) id: dfec547105 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユミカン | 作成日時:2021年7月19日 0時