【文スト】私の兄はシスコンです。【芥川龍之介】

捌話 ページ9

太｢まさか此処迄とはね…｣




兄さん、仕事に行ってくれたのはいいけど…。




何処か、寂しそうだったな…。




太｢さて、そろそろ帰らないと国木田君に怒られそうだ。｣

｢え、それは困ります。｣




太宰さんだけ怒られればいいのに。←




太｢おやおやおや？あの素敵帽子は…中也かい？｣

中｢あ"？…って何だ手前かよ。何でこんな所に…｣

太｢只の散歩帰りさ。君こそ…、買い物の帰りかい？｣

中｢おう。いい服があったからよ、買っちまった。｣

太｢相変わらず君のセンスは分からないよ。｣




…会話に入れない。




そう思い二人を見ていると、中原さんと目が合った。




中｢何だ、Aも居たのか。久しぶりだな。｣

｢お久しぶりです、中原さん。｣

太｢あれ？Aちゃん、ちょっと中也の隣りに並んでみてくれない？｣

｢えっと、こう…ですか？｣

中｢手前ぇ…、絞めるぞ？｣

太｢まさか、Aちゃんと中也が同じ身長とはね…ww｣

｢太宰さん！中原さんが可哀想です！！｣

中｢A…っ！｣

｢成長期が短い人だって居るんですから！｣←

中｢な…っ！！！｣

太｢あっははwwwちょ、Aちゃん…っ！w｣




中原さんは、何か落ち込んで帰って行ってしまった。




太宰さんはいまだにお腹抱えて笑ってるし…




私、そんなに面白い事言ったのかな？

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