【文スト】私の兄はシスコンです。【芥川龍之介】

参拾参話 ページ37

｢ハァ…ｯ、ハァ…ｯ｣

フ｢Ms.A。君は強い。けれど、俺の異能には勝てない。｣

｢そんなの、分からない…っ！｣

フ｢物分かりの悪い女性だ。余り傷つけたく無いのだが…｣




私の異能である『羅生門』。




それで、此奴を倒す筈だった。




…なのに、此奴は息切れさえしていない。




如何して…っ。




私の異能は兄さんと同じなのに…っ！




如何して、こんなにも違うの…っ！？




フ｢まさか、君がポートマフィアの芥川の妹だとはね。異能まで同じとは…面白いな。｣

｢見下した目で私を見るな！！｣

フ｢そうか。芥川の妹であれば貧民街出身という事なのか。フム。きちんと資料を読むべきだったな。｣

｢……っ。｣

フ｢A、君は金が欲しくないのか。｣

｢そんなもの要らぬ！！｣

フ｢何不自由なく暮らせるのに？食事にも困らず、寝る場所にも困らないのに？｣

｢もう一度言うけど、貴方の目は金に眩んでる。｣

フ｢この小娘が…っ！！｣

｢うぐあっ！！？｣




−ﾄﾞﾝｯ




｢がはぁっ！！｣




お腹に蹴りを喰らい、その勢いで身体は吹き飛び壁に打つかる。




頭がクラクラするし、肺から息が全て出た感じがして苦しい。





意識が、飛びそう……っ。





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この作品が完結したら、新しく文ストの作品を作ろうと思っているのですが皆様へアンケートを取ろうと思います！




・太宰の妻

・中也の妻

・芥川の妻



…この3人の中の1人、選んでコメントして下さい！
コメントが多いキャラで書こうと思います！
協力、よろしくお願いします！

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