色んな恋を【短編集】

震えた手から渡されたチケット《荒北靖友》 ページ24

荒｢なァ、A｣

｢え、なに。何かあったの？｣

荒｢何でそーなんだヨ｣

｢靖友から話しかけてけるなんて珍しいから。｣

荒｢あー…確かに。｣




ホントに、靖友から話しかけてくる事は珍しい。




だいたい私からかL〇NEでの会話しかない。




荒｢あのよ…、今度の休み空いてたりとかするのォ…？｣

｢うん、空いてるよ？｣

荒｢だったらさ、コレ…｣

｢え…？｣




靖友の震えた手から渡されたのは映画のチケット。




しかも、私が前から気になっていた恋愛モノ。




｢靖友、ありがと｣

荒｢べ、別に…っ/////｣

｢顔、赤いよww｣

荒｢ッセ！！/////｣




見た目は怖いのに、ホントは可愛いんだよね靖友ってww




｢靖友、大好きだよ。｣

荒｢な…っ！？/////｣

｢…靖友わ？｣

荒｢俺も、Aの事…スキダヨ/////｣

｢あははっ！wwカタコト！！www｣

荒｢笑いやがったなァ！？/////｣

｢キャーッ！！w｣

荒｢待てゴラァーｯ！！！｣




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初荒北さん。
喋り方、コレでいいのかな…。

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