色んな恋を【短編集】

手作り《御堂筋翔》 ページ13

「みなさんに差し入れ作って来ました！よかったら食べて下さい！」

石「おぉ！おおきに！！」




何やねん。




何でボクゥだけやないの？




キミはボクのやろ？




ボクにだけ作ったらえぇやん。




それなのに、ザクにまで…




御「A、ちょっと来ぃ」

「翔君は食べへんの？」

御「えぇからコッチ来ぃゆーとるんや」

「…うん」




ボクにビビりながら近付いて来るA。




その怯えた目ぇ、好きやで？




「ど、どないしたん？」

御「何でボクにだけやないの」

「え…？」

御「ボクにだけ作ってや。Aの、手作り…」

「翔君…。もしかして、嫉妬してくれたん？」

御「ﾌｧ!?べ、別にそんなんしてへん！！////」

「そぉかwほんなら、今度は翔君だけに作って来るわ！」

御「それでえぇねん」

「翔君は可愛えぇねw((ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」

御「な…ｯ！可愛ゆうないわアホ！////」

「ハハッ！w」




今度、絶対に泣かせたるからな…ｯ！////

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