番外編 1 : デートってアレか ページ27
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「お、居た居た」
「や、A」
『お疲れさまです失礼します』
「いや用件くらい言わせろって」
特級二人の鼻先で閉めようとした寮の自室のドアは、嫌味なくらい長い脚によって阻まれた。
気づけばあっと言う間に年末。
季節は変わっても、私の日常は残念ながらさして変わってはいない。
未だ飽きずに構ってくる特級ズから、我が身を守る日々。もちろん相変わらず、雄とナナミンを盛大に巻き込みながら。
『ところで何か用ですか、お二人して』
この呪術高専も(一応)冬休みを迎えた。
クリスマスには寮に居た面々で、任務の合間を縫ってパーティらしきものを楽しんだばかりだ。
そこで満面の笑みの特級ズから手渡されたのは「ミニスカサンタ」のコスプレ衣装で、とりあえずそれは床に叩きつけた。
この人ら全く懲りてなかった。(白目)
ちなみに「俺らも一緒にこれ着るから！」と五条先輩はトナカイの着ぐるみも取り出したけれど、190cm前後の規格外DKには、物理的に無理なシロモノだったことは言うまでもない。(要は着ぐるみに入れすらしなかった)(フリーサイズにも限界はある)
まあそんな感じで2度目のコスプレ羞恥プレイは回避し、皆で持ち寄ったご馳走とケーキ(特級ズの財力ってやっぱすげえとは改めて思った)を満喫してからの＿＿＿＿＿突入した、この冬休みである。
私のごく当然の質問に、夏油先輩は穏やかな笑顔を見せる。
穏やかなのに胡散臭いってアレだよな、もはや特技って言っていんじゃね？(投げやり)
「Aの予定を聞きに来たんだよ」
「お前帰んの？ 実家」
『ああ………お正月の』
思い当たってそう返せば、同時に頷く二人。
呪術師として任務につくことは確かにあれど、まだ学生・未成年の身だ。
そもそも私は雑魚で任務自体が少ないし、夏に比べれば呪霊が多くはない冬だし。
『帰りますよ。……っていっても実家も都内ですし、帰省って程のもんじゃないですけど』
電車30分くらい乗り継げば着いちゃうんで、と続ければ、五条先輩は「なるほど」と頷き＿＿＿＿
「挨拶に行くのは楽そうだな」
『いや誰に何の挨拶する気だ』
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ひよ(プロフ) - ナミさん» ナミ様、こちらの話し作品にまでコメント頂き、本当にありがとうございました！嬉しかったです♥️ (2023年4月8日 14時) (
レス) id: 03402cf4a3 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - コメント失礼します｡すごく面白かったです!最後まで面白いです!!最高です(^^) (2023年4月8日 10時) (レス) @page50 id: cbde72f558 (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - みーちゃんさん» みーちゃん様、はじめまして！完結済みのこちらにコメントして下さって本当にありがとうございます♥️ めちゃくちゃ嬉しかったです！お気に召して頂けたようで、光栄です！ (2023年3月27日 16時) (レス) id: 03402cf4a3 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん - 最高過ぎます...。オチが夏油ｻﾏと五条ｻﾏが交互にいらっしゃる（語彙力)のが最高過ぎますしTT最後の話もおもろくて最高···尊い (2023年3月27日 15時) (レス) @page50 id: 242dc6d800 (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - 夜月さん» 夜月さま、最後の最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました♥ 頂けたコメントのおかげで、何度助けられたかわかりません…！私もこの夢主、書きやすかったです(笑) また気が向かれましたら、新作も宜しくお願い致します！ (2023年1月23日 20時) (レス) id: 03402cf4a3 (このIDを非表示/違反報告)
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