二人の特級術師に何故か狙われています。【呪術廻戦】

5 : ゲテモノ好きなのか？ ページ6

・





硝子先輩は、元々大きな瞳を呆れたように見開いた。



「は？ A………もしかして自覚ない？」


『え？ 自分がまあまあカワイイって自覚はありますよ、ごめんなさいですけど』



でも別に、100年に1人の逸材とかそんなんじゃないし。


だから(中身クズとはいえ)、少女漫画から飛び出してきたようなアイドル顔GLGとか、すっきり整った塩顔にお色気トッピングGLGとかに狙われるようなタマじゃないのは確かだ。


ところでGLGって、「グッド・ルッキング・ガイ」の略なんだって。誰だっけ、なんちゃら姉妹？



硝子先輩は、あーはいはいと適当に流した後、まるで悪魔のように「ひひひ」と笑う。



「見た目はお嬢、中身ヤンキー」


『え』


「もしくは中身おっさん。………クズ共の、Aへの見解ね」


『いや余計に混乱したんですけど』



おっさんとかまじウケんね、と硝子先輩はついにゲラゲラと笑い出した。


ウケねえよ。

つかそんな見解の相手を襲ってくるクズ先輩達のセーヘキって何？



え、ゲテモノ好きとか言わないでねお願いだから。

自分のこと可愛いとか言っちゃったの、恥ずかしくてしにたくなるから。



わからん、と唸るように呟いた私に、硝子先輩はまだ笑い続けながら。



「ははは、まあアレじゃね？Aはあのクズ共を虜にするような、妙なフェロモンでも出してんだよ」



今度研究させて、ってそれ、メスで切り刻む的な話じゃないすよね？

硝子先輩の場合、シャレにならない。



トホホ顔になったであろう私の額をちょん、とつついてから。


硝子先輩はいたずらっぽい笑みのまま、席を立った。


・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



Aさま、おはようございます！


何か久しぶりに(爆)、結構なペースでお気に入り登録を頂いて震えております……本当にありがとうございます♡ ついでにコメントも頂けると泣きますので是非に！←


すみません、、ちょっと宣伝させて下さいませ。


前作の短編集の続きとして、あーる18大人フラグ「" その後の " 責めて 宥めて、甘いキスで。」を、昨夜公開しました！


更新第一弾は、乙骨パイセンのお話です。致してます。
18歳以上で、えちなお話お嫌いじゃない方は、私の作品一覧からお越し下さい♡

お待ちしております！


今日は余力ありますので、このお話も後でまた更新しますね！(自分追い込み漁)


・

6 : それスリーパーホールド！→←4 : 天才と何とかは紙一重

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す