二人の特級術師に何故か狙われています。【呪術廻戦】

30 : スゴかった……！！ ページ31

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いきなりですみませんが、結論。



……………ワタクシかすり傷のひとつも無く、生還致しました。







あの後、いたいけな子ウサギのように震えながらも、帳が下ろされたら必死で感知に集中。


半分泣き叫びつつ、呪霊の位置とおおよその等級を最強ズに報告すればもう、お役御免というわけでして。



……………後は二人が祓う邪魔にならないようひたすらに気配を消して、身を潜めていた次第です。


最強ズのド派手な戦闘シーンを、ぽかんと口を開けて眺めながら。(遠い目)







「やっぱお前、感知だけはすげーな。六眼温存できんの、結構助かるわ」



ウンウンと頷きながら、五条先輩はそんな感想を漏らす。
まあ確かに六眼て、疲れ目やばそうですもんね。



つかこの人達、本当の本当に最強だったんだって思い知らされたわ今。

いやてっきり、ただの変態セクハラ常習犯だとばかり。



『スゴかった……!』


「Aの感想の方がよほど、意味深だと私は思うけど」



え、そう？？
ワタシ清い乙女だからよくわからない。




いやでもほんとスゴかった。

1級レベルが3体に、呪力を抑えるのがめちゃくちゃ上手い…………1級より上じゃね？くらいのが更に1体。


その計4体をこの人ら、30分も掛からずに祓いやがった。



最強最強て(自分らで)言ってるし、実際呪力量からしてもそうなんだろうなーくらいは、ぼんやり思ってたけども。

まじもんだったよお母さん……！



『ほんとごめんと思いますよ。ただの変態だとか、結構なクズだとかってイメージしか、持ってなくて』



とりあえず順番に二人へ向けて頭を下げれば、「ただの変態って何だ」というツッコミが入った。

流すけど。←



「まあな。あんなん見たらA的には、また惚れ直しちゃうよなー」


『いややっぱごめんなさいですけど、そもそも惚れてはないので、その言い方には語弊が』



ご都合な捏造しないで欲しい、頼むから。


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