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KAI side
俺が聞いた質問の答えを俺は分かりきっていた。
だってあのドアの隙間から見えた、踊る姿は心の底から楽しんでいたから。
”小さな女の子”の歩幅に合わせてゆっくりと歩いて手を繋いで練習室に入ったらみんなが驚いた顔をして俺とAを交互に見たのを今でも覚えてる。
不安そうな顔をするAの頭を撫でて少し屈んで目線を合わせて「俺だけだよ、観客は俺一人」と言えばAは小さく頷いた。
「オッパが私の手を引いてくれたから、私に勇気をくれたから、私は今もこうやってステージに立てるの」
「ありがとう」とキラキラした瞳で真っ直ぐと伝えてくれるA。
あの時、”小さな女の子”がAじゃなかったら俺は練習室を飛び出して探さなかった。
あの時、”小さな女の子”がAじゃなかったら俺は手を掴まなかった。
ドアの隙間から見えた天使を見つけなければ、俺はそんなことをしなかった。
KA「俺、今回コラボステージしてくれるって言ってくれた時嬉しかった」
「私の方こそ嬉しかったよ！」
KA「え？ㅋㅋㅋ」
Aにしては珍しく食い気味にそういうものだから思わず笑うと恥ずかしそうに笑って俯いたA。
「だって…ずっとオッパと一緒に踊りたいなって思ってたから、、」
KA「そうなの？初耳」
「だって私の実力じゃオッパの足引っ張っちゃうし」
KA「はぁ？意味分かんない」
「え？」
KA「俺は初めてAの踊りを見た時からずっっっと”一緒にステージ立ちたい”って思ってたんだけど」
そう言えばキラキラの瞳をよりキラキラさせて「本当？」と聞いてくる。
KA「ふっㅋㅋㅋそれに、可愛い女の子から大人の女性になった新しいAを独り占めできて俺はすげぇ満足」
「なっ…////」
顔を赤らめるAはステージ上のリリーでは無くて、可愛い天使のままで俺の独占欲が出てくる。
てか、あんな色気出してたAに理性を保ち続けた俺を褒めて欲しい。他の
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KA「俺の天使」
暫くしてから疲れたのか俺の手を握ったまま眠ってしまったAを見つめてそう呟く。
俺が見つけたのは天使のような子。
俺の大切な子だ。
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りんご(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます！名前変換できるようになっています。実は落ちをウォヌにしようと思っていました。ジスハンどちらかルートも考えてみます！ (3月24日 0時) (
レス) id: 2cfa80181a (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 名前を変換できるようにして欲しいのと落ちはジスハンのどちらかにして欲しいです (3月20日 22時) (レス) id: 3cda472f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2024年2月23日 0時
