7人兄妹の生活 １

告白された 3 ページ39

昨日の、私が告白されてからというもの
我が家のお兄ちゃん達は、すごーく過保護になってる


今までだったら、学校に着いたらそれぞれのクラスに行くから別れるんだけど



健「じゃあ、また帰りね！」

准「ばいばい」

剛「ん」



クラスまで着いてくるの

お兄ちゃん達って、イケメンらしいの
だから、女の子達がきゃーきゃー騒いじゃって、目立ちたくない私からすると凄い嫌なのね？

それ言うと、みんなしゅんってなっちゃうから言わないんだけどね


山田君に告白された次の日なんか、クラスに来て山田君探して剛くんが睨みつけるという暴挙にでたから

山田君に申し訳ないよね



ただ、ちょーーっと問題があって



山田「おはよう、長本！」

「あ、おはよう、山田君」



それは、なぜか山田君が凄いフレンドリーに接してきてくれること

別に、嫌というわけじゃないけど
私的には、お断りした方だし気まづいというかなんだよね




山田「なぁなぁ、今日カラオケいかね？」

「あ、今日は用事があって」

山田「いっつも用事じゃん笑笑」

「あ〜、ごめんね笑」




毎日、遊びの誘いもされるし




山田「なぁなぁ、長本〜」ﾄﾝﾄﾝ

「あ、なに？」



山田「長本は、真面目だなぁ」頭ポンポン

「あはは、、」



めちゃくちゃ距離近いし、めちゃくちゃボディータッチが多いの！！


正直、ちょっと嫌なんだよね…

でも、強く言えないし…
お兄ちゃん達に相談したら何するか分かんないし…







「はぁ〜…」


ガバッッ


「えっ！？なに！？」


突然、誰かに目を塞がれて
叫びそうになると



健「A〜、帰ろっ」

「あ、健くんか…びっくりさせないでよ笑」



塞がれていた目を開けると、目の前に健くん達がいて

もう、帰る時間になってることに驚いた




准「A、ため息ついてたけど何かあった？」

「いや、何もないよ？」

健「…うそだ〜！」

「ほんとほんと！」

剛「A、俺の目を見ろ」



そう言って剛くんが、私と目を合わせてきた

昔から私は剛くんの目が好きだった。

だけど、たまに嫌になる、剛くんの目は私の何もかもを見透かしているように見えるから

剛くんの目を見つめると、嘘がつけなくなっちゃう…


…もう、お兄ちゃん達にはバレてるんだろうなぁ




「…前、告白された山田君のことでちょっと…」

剛「っ！！」

健「何かされた？」

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