7人兄妹の生活 １

告白された 2 ページ38

健side



「ねぇ〜？」



そう言いながら、Aと顔を合わせる
そこで思い出した


今日、Aも告白されてたよね？


…俺がAを見つけた時、男の方が応えを催促してて、もしそこで良い返事をされたらと考えたらいてもたっても居られなくて

強引に、その場から離れさせた




「…告白ねぇ」

博「どうしたの？」

「ん〜、今日ね、、Aが告白されてた」

全−健A「は！？！？」

A「け、健くん？」

昌「それ、ほんとか？」

「うん、ほんとだよ」

博「…返事は、、？」

A「一応、お断りしたけど…」

准「けど？？」

A「健くん来ちゃったからちゃんと伝えられてるか分かんない」

剛「おい、健！何やってんだよ！！」

「だって！焦ったんだよ！」

快「おい、ケンカはやめとけよ」

「…ごめん」

剛「いや、うん、俺もごめん」



剛とケンカ仕掛けけど直ぐに謝ったから良しとする

問題は、Aのこと



「…もしさ、告白してきたやつが断れてないと思ってAに近づいたらどうしよう」

准「大問題やん」

快「なんかされたらどうする…？」

昌「快彦、変な事言うなよ…」

博「高校生組が、しっかりとAを見ていなきゃね」

剛「当たり前」

「うん、任せといてね」



そう、俺たちで話してると
Aが冷めた目でこっちを見ていた



A「お兄ちゃん達が心配するような事ないから大丈夫だよ？」

「Aが大丈夫って思っても、俺たちが大丈夫じゃないからね」



そう言いながら、Aのほっぺをぎゅっとすると



A「いひゃい(痛い)」

「…可愛い、ちょ、よし兄、カメラ」

快「任せろ」

准「…」ﾊﾟｼｬｯ

「准、何それ」

准「…これええやろ、一眼。」

快「お前、いつの間に！？」

准「お金貯めてこの間買いました。まぁ、安いやつやねんけどな」



ニヤニヤしながら、俺とよし兄を見てくるの准

腹立つ〜〜！！！

絶対、画質がいいんだよ、Aがより可愛く撮れるんだよ…



「准、それ後で頂戴ね」

昌「准、俺も」

博「俺もちょうだい」

快「おっれもー！！」

剛「…俺も」

A「…あのひゃ、はやくはにゃひてくんにゃい？(あのさ、早く離してくんない？)」

「あぁ、ごめん笑笑」



手を離すと、ほっぺを擦りながらAは、もう〜なんて言っている

この子に、彼氏なんてつくらせねぇよ
俺の可愛い、可愛い、…妹なんだから



博「じゃあ、高校生組よろしくね」

ｶﾐ「おう／うん」

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