熱 4 ページ36
「うぅ…」
夜中に目が覚めた
体が汗だくだったからシャワーを浴びようと自分の部屋を出て下の階にいく
「はぁ……」
まだ、熱はあるのか歩くので精一杯だ
なんとか、シャワーを浴びて
水を飲もうと、リビングへ向かう
「みず〜…あっ (ガッシャンッッッ」
手に力が上手く入らず、コップを割ってしまった
ドタドタドタ
博「だれ!?」
昌「だれだっ!!」
「ご、ごめん、わたし」
昌「なんだ、Aか…大丈夫だったか??怪我は?」
「大丈夫、してないよ」
博「お兄ちゃん達で片ずけるからイスに座っときな」
「ごめん」
破片を拾おうと座っていたので、立とうとすると
やっぱり足に力が入らなくて隣に来たまさ兄に寄りかかる
昌「うぉっ、大丈夫か?」
「あ、うん、ごめんね」
慌てて、どこうとすると
博「そのままでいいから。…A、熱あるんでしょ?」
「え、、な、いけど」
博「にぃ、Aのおでこに手ぇ当ててみて」
昌「うん、、あつっ!お前、めっちゃ熱あるじゃん!」
博「はぁ…なんで隠してたの?」
「…ごめんなさい」
昌「兄ちゃん、怒らねぇよ?だから、言ってみ?な?」
「…私が、熱あるって知ったら2人は心配してくれるでしょ?? でも、今は大事な仕事があるから、私のことで時間割いて欲しくなかったし、迷惑かけたくなかったから…」
昌「A…」
博「A?よく聞いて。兄ちゃんは、Aが、皆が、しんどいのを我慢して黙ってる方が嫌だよ。
それにね、迷惑なんてこっちが決める事なの、Aはそんな事考えずにお兄ちゃん達に頼って良いの。
分かった??」
「うん…」
昌「よし、取り敢えず、横になるか」
博「これ片付けてから、水とか持っていくわ」
昌「おう」
「…ごめんね、ありがとう」
博「よく言えました笑」
ひろ兄によしよしして貰い、自分の部屋に、戻ろうとするとまさ兄がお姫様抱っこしてきた
でも、嫌な気は全くしなくて、それを受け入れて大人しくしてた
昌「よし、じゃあ、おやすみ」
博「おやすみ」
「…ねぇ。ちょっと、お願いがあるんですけど、一緒に寝て欲しい、んですけど、」
そう言うと、2人は笑いながら良いよと言いながら
私の布団に入ってくれた
今までより、ぐっすり寝れたし、とても心地よかった
2人の包容力のおかげか、次の日にはすっかり良くなったけど、
お兄ちゃん全員の意見で1日安静にしときなさいと言われて口論したのは内緒ね笑
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美紀 - V6大好きです最高ですコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年9月4日 15時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんご | 作成日時:2020年5月23日 13時