・SM ページ50
KH「ヒョンはいっつもAの味方ばっかり」
ソラ「Aの方が好きなんだもんねー？」
LT「ヒョンはいつも公平でしょ〜？」
マンネ二人に挟まれてるヒョン。
あの二人はなんだかんだ言ってヒョンのことが大好きだ。
LT「それにしても最近多いね、ケンカごっこ」
KH「Aがいい反応する」
LT「あんまりAをからかっちゃダメだよ」
Aが勝ち誇った顔でヒョン越しにキュヒョンを見てる。
KH「ぶさいく」
ソラ「はい、まじビンタ」
LT「はいはい」
KH「HAHAHAHAHAHA」
ソラ「何それはらたつ！こっち来い！」
Aに韓国語を教えた担当として、僕は乱暴な言葉は教えなかった。はぁ…成長って怖いなぁ。
キュヒョンに掴みかかろうとするAをどうどうとヒョンがなだめてる。
KH「暴力はんたーい」
ソラ「…ばーか」
KH「はい、ビンタ」
ソラ「ㅋㅋㅋ」
KH「こい、こっち」
ヒョンを挟んでほんと楽しそうでなによりだ。
だけどさ、2人ともヒョンの顔みてあげて。
悪ガキマンネたちの世話は一筋縄ではいかない。とヒョンの顔が物語っている。
LT「もうお前たちいい加減にしてよ、僕も休みたいの」
ソラ「ほら、ギュのせいでヒョンに怒られた」
KH「お前の声が甲高いんだ」
LT「どっちもどっちだよ…」
二人は大人しくなり、今度はヒョンの膝に頭を乗せて寝転がった。ヒョンは大人しくなった二人の頭を撫でてる。
ほんと、子供だなぁ。
ソラ「はぁ…もう疲れた…ほんとキュヒョンの相手は疲れる…」
KH「なっ、俺が世話されてるみたいな言い方」
ソラ「え、」
そうですよね？って顔してヒョンを見上げてるA。
見てる僕らはくすくすと笑ってる。
LT「ん〜、そうだねㅎㅎㅎ」
ソラ「ほら」
KH「俺はねお前の普段出てこない感情を出してあげてるの。優しさだよ。優しさ。」
ソラ「そんな優しさいりませーん」
KH「ほんとは嬉しいくせに」
暴論だって思うけど、キュヒョンの言うことも一理あるんだよね。
Aがこんなに感情爆発してる感じなのってあんま無いから。マンネだし、キュヒョン相手くらいじゃないと同等にやれないからね。
「ねぇどう思う？！」つて言う2人を愛おしそうに見つめるヒョン。
ヒョンもなんだかんだで悪ガキマンネたちのこと大好きみたい。
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作者名：りんご | 作成日時：2023年10月9日 17時
