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HG「A…僕の顔に何か付いてる？」
ヒョンが笑ってそう言った。ずっと見ていたのがバレたみたい。
「んーん…考え事してた」
HG「そっかぁ」
「うん」
ヒョンと目が合う。僕は目が離せなくてただじっと見つめてた。
「わっ、ぷ、、、」
HG「ㅋㅋㅋ」
ヒョンが僕の顔へ煙草煙をふいてきた。
煙が僕の顔にまとわりついて思わずうぇって顔になる。
HG「ごめんね、いじわるした」
「…」
HG「あっ、こら」
ヒョンが手に持つ吸いかけの煙草を奪って思い切り吸った。
「！！！ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ、、ｹﾞﾎｯ、」
HG「我告诉过你是时候停下来了」
『だって、ヒョンがいじわるするからだ』
むせる僕の手からまた煙草を取り返したヒョンは火を消した。
「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…よくこんなの…」
HG「だから言ったでしょ〜？」
「また、ｸｼｭﾝｯ」
HG「もう帰ろうか。体冷えてきたでしょ」
「うん…」
HG「寒がりなのにどうして外なんか来ちゃったのㅎㅎㅎ」
帰るよ〜と扉を開けて中へ入れと促すヒョン。
あーあ、また子供扱いされる。
HG「わ… 冷啊」
僕の手を握って驚いたようにそう言うヒョン。でもヒョンも同じくらい冷たいと思う。
ヒョンの手は僕よりも大きい。大きい手が僕の手を包み込んだ。
やっぱり届かない。
僕が何をしたらヒョンに届くかな。
大人だと思ってもらえるかな。
DH「なんかAから煙草の匂いする」
クンクンと僕の首筋を嗅いでいるヒョン。
「あ〜…」
DH「え、、まさか吸った？」
EH「ヒョンに怒られるよ」
そう。僕が吸うのはご法度らしい(トゥギヒョンの)。
「僕は大人になれないのかも…」
EH「急に何の話？」
KH「煙草吸えなかったってことでしょ」
DH「あ〜！なら安心！」
お酒も、煙草も、大人のものはなんだか僕に合わないみたい。
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作者名：りんご | 作成日時：2023年10月9日 17時
