ぼくらの物語：Another Story② (ページ41)

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・KH ページ41

＜절반이 없는데 어떻게 하나로 살아(半分を失ったのにどうやって生きていけばいいんだ)＞

っ、！！！

Aの心の叫びのように聞こえた。その声がとても苦しそうに聴こえた。

俺には自分の半分って感覚はよく分からない。
それを失う悲しみも俺には計り知れない。

思わずドアをガチャりと開けた。

ソラ「！？キュヒョナ？」

驚いて俺を見たAにズカズカと近づいてぎゅっと抱き締めた。

ソラ「え？なに？どうしたの？ㅋㅋㅋ」

「…」

Aは笑いながら俺の頭をぽんぽんと撫でた。
思っていたよりも平気なようで少し安心する。

ゆっくり離れるとAはやっぱり笑って俺を見ている。

ソラ「帰ってきたの？泊まってこなかった？」

「うん」

ソラ「え〜、せっかくの休暇なのに」

「お前に会いに帰ってきた」

ソラ「あら」

口元を手で覆って「あらあら…」なんて笑ってる。
なんだかいつも通りで安心する。

「歌、聴いた…、」

ソラ「歌…あぁ、」

聴いてたの？って少し恥ずかしそうに笑ったA。

「いい曲だね」

ソラ「うん…ありがとう」

「……ソラに作ったの？」

ソラ「うん……今日会いに行くつもりだったんだけど、行けなかったからさ、、」

パソコンの画面を見つめながら微笑んでる。

ソラ「…僕が歌を好きになったのはお父さんがよく歌ってたからなんだ。ピアノを弾いて童謡を歌ったりしてくれた」

「お父さんが？」

ソラ「うん。日本の家にはギターもキーボードもあったの。こっちに来る時に置いて来たけど、」

Aが家族の話をすることはほとんどない。貴重なその話に俺は耳を傾けた。

Aは懐かしそうに微笑みながら話してる。

ソラ「お母さんはお父さんの歌をすごくうっとりして聴いてた。子供の僕らでも分かるくらいね…ㅎㅎㅎ」

「ㅎㅎㅎ」

ソラ「ピアノを教えてもらったことは無かったけどいつもそばで聴いてた。音楽がすごく好きになったのはその頃からなんだ、」

「……ねぇ、もっと聴かせて」

ソラ「え？」

「日本語でもいい、お前の歌が聴きたい」

Aは驚いた表情をしてから笑って頷いた。
キーボードの前に座って弾きながら歌い始めた。

日本語だ。何を言ってるのかは分からない。
だけどいつも聞くような声じゃなくてすごく心が揺さぶられた。

歌
Don't wanna cry／SEVENTEEN

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