・MH ページ38
「ソラヒョン？」
自動販売機の隣で小さくなっている人を見つけて声をかけた。その人はハッとしたように顔を上げて慌てて立ち上がった。
SUPERJUNIORのソラヒョンだ。
ソラ「あ、、こんにちは」
5「「「アニョハセヨ！」」」
ソラ「おぉ、」
僕らに圧倒されたように笑った。
ソラ「あ、何か買いに行にきたんですか？」
ヒョンはいつも僕らにも敬語だ。ほかのヒョンたちよりも少し距離がある。初めて会った時も、ソラヒョンはヒョンたちの後ろに隠れていて少し愛想が悪い人だと思っていた。
ヒョンは僕らに飲み物を奢ってくださった。
ソラ「よく、頑張っていますね」
ヒョンは少し背をのばし手を伸ばして俺の頭を撫でた。
小さくて白い手に、甘い香りがふわりと香った。
俺たちはぼーっとただ撫でられてるだけで、ヒョンはそんな俺たちを戸惑ったように見つめてる。
ソラ「あ〜…ぼく…何か…」
ﾏﾈ「ソラ、ちょっと」
ソラ「あ、はい！じゃあ、頑張ってくださいね。僕も…うん、僕も頑張る」
ヒョンは笑って僕らに礼をして行った。
TM「ソラヒョン、いい匂いしましたね！」
「え？あぁ、そうだね」
KY「頭撫でられた…」
ヒョンは愛想の悪い人なんだと思っていた。だけど本当は違う。ふわふわしていて優しくて、笑顔が可愛い人。
TM「ヒョンが僕らとデビューしていたらどうなってたのかな」
JH「でも、ヒョンってヒョンって感じじゃないよ」
KY「そうそう。なんだか守ってあげなくちゃ！って思うよね」
元々、プロジェクトグループとして出来たSUPERJUNIOR。ヒョンはSJを終えたらSHINeeの年長メンバーになる予定だったそうだ。
ON「ヒョンがSHINeeならリーダーになってたのかなぁ」
JH「ぽくないけど」
「でも、ヒョンは練習生の頃はすごく男らしい人だったって聞いたことあるよ」
KY「俺も聞いた！」
TM「想像できないね？」
ウワサだけどね。
TM「僕、もっと話せるようになりたいな」
「俺も敬語やめてもらえるように頑張ろ」
ON「僕は次会った時には絶対に連絡先交換しよう」
JH「ヒョンと連絡先交換するにはSJ先輩たちの許可いるらしいよ」
KY「うそ？」
JH「噂だけど」
「でもなんかリアル…」
SJ先輩達に愛されるマンネのソラヒョンと僕らはお近付きになりたい。
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作者名：りんご | 作成日時：2023年10月9日 17時
