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朝。窓から差し込む太陽の光に起こされて目を開けた。
目の前にはドンヘヒョン。
もうこんなことがあっても驚かなくなったことに驚く…。
僕をぐっと抱き寄せるヒョンの腕。
少し腕を伸ばしてヒョンの頭を撫でるとヒョンは少し眉間に皺を寄せてから目を開けた。
「ごめん、起こしちゃった…？」
DH「ん〜ん…」
まだ眠そうなヒョンの頭をもう一度撫でるとヒョンは気持ち良さそうに目を細めて笑い、僕の頬にそっと手を添えた。
「おはよう、ヒョン」
DH「おはよう」
ヒョンは僕の頬を撫でながら微笑んだ。
「？？」
DH「よかった…目、腫れてないね…」
「あ…」
僕を見つめるヒョンの瞳は窓から差し込む光に反射していつもよりもキラキラしてる。
DH「何かあった？」
「………何も無いよ」
僕はヒョンから目線を逸らしてそう答えた。
僕はヒョンの目が苦手だ。ヒョンの目はいつも真っ直ぐで綺麗で、、、ヒョンの目を見つめると僕はウソがつけなくなるから。
DH「俺の目見て」
「…」
ヒョンは僕の顎をクイッとあげて目線を合わせてきた。
…あぁ、すごく綺麗な瞳。キラキラしてて眩しい。
DH「ねぇA、、どこにも行かないでね…」
「…じゃあ、ヒョンが僕をつかまえてて」
初めて言ったその言葉にヒョンは少し驚いた表情をした。いつもこんなことを言われたら何となく笑って「うん」としか言わなかったから。
それから直ぐににこ〜っと笑って、布団の中ではヒョンの足が僕に絡みついてきた。
DH「ぜっったい離さないよ！」
「うんㅎㅎㅎ」
DH「Aがどこに行こうとしても俺がぜったい離さないから！」
「うん、ありがとうㅎㅎㅎ」
DH「〜！！」
ヒョンは嬉しそうに笑って僕をぎゅーーっと抱きしめた。足も絡んできて本当にゼロ距離。
…ヒョンは鋭いのか鈍感なのかよく分からないなㅎㅎㅎ
LT「ヤ〜、2人とも何やってるの〜？」
「うわっ、」
DH「ヒョン！あのね！俺、ぜったいAのこと離さないの！」
僕らの上にドーンと乗ってきたトゥギヒョンにドンヘヒョンは興奮した感じで話してる。
LT「？？そっか〜？」
DH「うん！」
LT「じゃあヒョンはお前たち二人とも離さないよㅋㅋㅋ」
「わっ、」
クシャクシャと僕らの頭を撫でたヒョン。僕は幸せな気分になって笑った。
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作者名：りんご | 作成日時：2023年10月9日 17時
