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YS「怖い思いをさせたな。悪かった。」
ヒョンはさっきとは打って変わって優しい声色でそっと抱きしめてくれた。
「ううん、、ヒョン、」
YS「ん？なんだ？」
「これからも、ソラのヒョンでいてくれますか、？」
YS「当たり前だろう。これから先もずっとお前は俺の弟だ。」
僕の頬に可愛い手を添えて優しくそう言って微笑んでくれた。その添えられた手に自分の手を添えて僕も笑った。
「ありがとう」
YS「あぁ」
…ヒョンとこんな距離感でいるのは初めてだ。
「ヒョン、、」
YS「ん？」
「ヒョンの目、、すごく綺麗だ」
YS「…」
ヒョンの瞳を見つめてそう言うと、ヒョンは黙って少し驚いた顔をした。
YS「この目が、？」
「はい、、すごく綺麗で、とてもやさしい」
YS「…そんなこと言われたのは初めてだ」
「？？こんなにも素敵なのに、」
YS「ソラ、」
「はい」
ヒョンは僕を引き寄せた。
YS「愛してる」
「っ、//////」
耳元で囁かれて顔が熱くなってくる。ヒョンの声でそう囁かれたら照れない人なんて居ないでしょ…！！！
僕は慌ててヒョンから離れてジョンスヒョンの後ろに隠れた。
YS「？ソラ？ㅎㅎㅎ」
「…」
EH「ソラ、顔が真っ赤だよ！ㅋㅋㅋ」
LT「えっ、」
「こっち見ないでください…」
ジョンスヒョンを盾にして顔を隠しているけどジョンウンヒョンが笑いながら僕の顔を覗き込もうとしてくる。
YS「ソラや、照れてるのか？」
「ちがうよ…！」
YS「ん？ヒョンを見て？可愛い顔を見せてくれ」
「なっ、、ジョンスヒョンガード！」
LT「ガード！」
YS「うぉっㅎㅎㅎ」
ジョンスヒョンを引っ張ってガードしてもらう。
ヒョンの背中からチラッとジョンウンヒョンを見ると目が合って慌てて隠れる。
YS「ㅎㅎㅎ本当に可愛いな、お前は」
そう笑うヒョンはやっぱり優しくて、怒っていたヒョンとは別人のように甘い。
「…ヒョン、」
YS「うん？」
「ソラもヒョンを愛しています」
YS「そうか、良かったㅎㅎㅎ」
そう笑うヒョンに僕もつられて笑顔になった。
EH「…俺達のこと見えてないのかな？」
LT「…」
EH「え、ちょ、ヒョン？大丈夫？」
LT「僕にはあんな表情見せたことないのに…！！」
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作者名：りんご | 作成日時：2023年10月9日 17時
