・EH ページ15
＜ソラ「ヒョン！だれか、！！ヒョン！！」
ソラがヒョンと呼ぶから俺が玄関に行くと、憤慨してるジョンウニヒョンとヒョンに抱きついて玄関から出ていかないようにしてるソラがいた。
「え、は、？どうしたんだよ、？」
ソラ「ヒョン、！ヒョンをとめてください！！」
「ヒョン！何があったの！どうしたの！！ちょ、」
YS「離せ、ヒョクチェ！！俺はアイツらをぶっ飛ばす！」
「なに？！何言ってんの！？」
LT「どうしたの、？！」
俺とジョンスヒョンでヒョンを引っ張って家の中に連れていく。
「何があったの」
ソラ「いや、、その、僕がちょっとヒョンを怒らせたというか…」
LT「え？？」
そんなわけが無い。ジョンウンヒョンがどんだけソラに甘いか…。
「本当は？」
ソラ「なんかよく分からないんだけど、、悪口みたいなこと言われたみたいで、」
「ヒョンが？」
YS「ソラが」
話を聞くと、ソラが通りすがりの人に日本人をバカにしたようなことを言われたらしい。それを聞いたヒョンが激怒。それを止めるためにソラが引っ張って帰ってきたらしい。
ソラ「、、怖かった、、」
YS「…」
ソラには激甘のヒョンだ。ソラがヒョンがキレてるのを見るのは初めてに近いかも。
さっきまでヒョンを止めるのに必死だったソラがだんだん不安そうな表情に変わってきている。
ソラ「ヒョン、、もう、怒らないでください、」
YS「…」
ソラ「ひょん…」
YS「約束はできん。あぁ言うことを言われたらキレるだろ。」
ソラ「放っておくのがいちばんです、」
YS「いや、俺は我慢できない。」
ソラ「僕が日本人だからですか、それなら慣れてるんです、それになんて言われてるのか分からないから、、」
YS「違う。俺は、俺の大切な弟がああやってバカにされたのが気に入らなかったからだ。
俺の弟を傷つけるようなやつは俺が許さない。」
ソラは驚いたような顔をしてそれからヒョンをそっと抱きしめた。
ソラ「ソラは、とても幸せです。ソラをこんなにも想ってくれる人がいる。ソラを弟だと、大切な弟と言って、、本気で怒ってくれる人が…ソラにはすてきな家族がいるんですね…」
YS「？ソラ、」
ソラはなんだか泣きそうな声でそう小さく言った。
ジョンウンヒョンは優しく微笑んでソラの背中を優しく撫でた。
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作者名：りんご | 作成日時：2023年10月9日 17時
