・SM ページ22
ソラ「だから、…韓国に来て、もっとちゃんとしとけばよかったって思った、」
今度は少し悲しそうな顔をしながら笑ったソラ。
なんだか無理をして笑顔を作ってる。
ソラ「もっとオンマの話をちゃんと聞いてたら、、韓国語ももっと話せたのにって、」
「でも、今頑張ってるよ？すごく上手に話せてる」
ソラ「ありがとうございます」
ぽんぽんと背中を撫でたら笑って嬉しそうにした。
ソラ「日本に行ったら、ヒョンたちの通訳します！
あっ、ヒョンに日本語教える！」
「ソラが僕の日本語の先生になってくれるの？」
ソラ「はい！」
「楽しみだな〜。頑張って、日本にも行けるようになろうね、」
ソラ「はい！」
ソラの頭を撫でるとニコニコと笑った。
いつか僕らも日本に行けたらいいな。
「ソラのご両親に会ったことないから…、日本に行ったら会えるかな」
ソラ「あ〜……会えるかも…、」
微妙な顔をしたソラに僕は少し首を傾げた。
ソラ「…あっ、」
「ん？…あ、キュヒョン」
キュヒョンが僕の隣に座った。
ソラ「チョ・ギュヒョン！」
KH「え？」
するとキュヒョンとは反対の僕の隣に座っていたソラが立ち上がって、僕とキュヒョンの間に入って腕を広げた。
ソラ「ウリソンミニヒョンにお前なにしたんだよ〜！」
KH「ちょ、やめㅋㅋㅋ」
「ソラ？ㅋㅋㅋ」
ソラ「大丈夫、ヒョンはぼくが守る！」
何故かくすぐり攻撃でキュヒョンを押し倒してるソラ。
KH「ぼやぁ！ㅋㅋㅋ」
ソラ「ヒョンの心を、、なに、その、、ヒョン、」
「ん？ㅋㅋㅋ」
ソラ「遊ぶって、人の心をさ、」
「あ〜、弄ぶ？ㅋㅋㅋ」
ソラ「もてあそんで〜！」
KH「なにがだよ、、あっ、お前、あれか、自作劇か、！！」
「ㅋㅋㅋㅋ」
事故以来、人見知りになったソラがキュヒョンに一番に仲良くなったのには驚いた。
今だってこんなに楽しそうにキュヒョンとじゃれあってる。
ソラ「ぼくのソンミニヒョンを、」
KH「お前のじゃない、」
ソラ「ねっこや〜！」
KH「おれの〜ㅋㅋㅋ」
ソラ「あにや〜！」
「僕はどっちのものでもないよ〜」
ソラ「！！！」
「なんでびっくりしてるのㅋㅋㅋ」
ソラ「ヒョン、」
「わっ、なにㅋㅋㅋ」
僕の肩を掴んで振り返ったソラ。
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作者名：りんご | 作成日時：2023年6月18日 0時
