僕のいる場所 2

一人称 1 ページ44

ある日の楽屋で私は宣言した


「一人称変えます！！」


坂「は？」

井「急にどうしちゃったの？笑笑」

「気づいちゃったの、男らしくなるには一人称が大事だったんだよ！！」

森「何に気づいてんだよ笑笑」

「一人称が今は『僕』なんだけど『俺』にしたら男らしくなると思って！」

三「え〜、変えちゃうの？」

「変える！」

岡「変えるって言って変えれるもんなん？笑笑」

「変えるよ！！頑張るから！」


そう宣言してから、楽屋でくつろぎながら一人称を変える練習をしてた


井「ジュース買ってくるけど、ついてくる人ー？」

「はーい！俺も行くー！」

井「おっ、A来るか！皆何がいい？？」

坂「コーヒー」

長「俺も」

剛「コーラ」

三「おれ、水でいいー」

岡「俺も」

「了解！行こ、よしくん！」


楽屋を出て自動販売機の所まで行く


井「でもさぁ、俺は一人称僕でもいいと思うけどなあ」

「なんで？？」

井「なんか、可愛いじゃん笑 幼くてさ笑」

「それが嫌なんだもん笑 ぼ、、俺は男らしくなりたい笑」

井「んー、そっかぁ！でも、大人になったよお前笑」


よしくんはそう言いながら笑顔で頭を撫でてくれた


「まぁ、もう20いってるからね！笑笑」

井「そっかそっか笑笑 あ、お前何飲む？」

「オレンジジュース」

井「子供だな笑笑」

「ちがっ、あ、コーヒーでまーくん達と同じのにする！」

井「いいんだな？言ったぞ？笑笑」

「いいよ、飲めるから！」


そう言いながら、全員分を買って楽屋に戻った


「はい、皆これ、あ、よしくんの奢りでーす」

坂「さんきゅ」

長「ありがとね」

森「ありがとう」

三「井ノ原君さすがっ！ありがと」

岡「ありがと、いただきます」

井「いーのいーの！気にすんな！笑笑」

坂「あれ？コーヒー1本多くない？」

「これ、俺の」

長「え？飲めるの？」

「飲めるもん、大人だし」


そう言うと、皆がにやにやしながらこっちを見ている
なんだよ、飲めるよ！！
ぜったい、バカにしてるんだよこの人たち…

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