僕のいる場所 2 (ページ43)

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女装でデート？ 2 ページ43

普通に街を歩くだけじゃ、なんも起こらないよね

「ひろく、、あ、ダイゴ、あれ食べたい！」

長「あれ？クレープ？」

「うん、クレープ！」

長「いいよ、どれにする？」

「いちごとクリームが入ってるやつ！」

長「じゃあ、これ一つ下さい」

ひろくんに、買ってもらい近くのベンチで座って食べることにした

「ダイゴは何買ったの？」

長「おれ？チョコバナナだよ」

「一口ください」

長「ふふっ、はい、あーん」

「あーん、、、おいしぃ！」

長「よかった笑俺には？」

「あーん」

長「…うん、おいしぃ」

2人でカップル並にイチャイチャしてると
ちょーっと、声が大きかったのか周りの人がチラチラこちらを見ている

「ダイゴさん、ちょーっとまずいんじゃ？」

長「俺もそう思う、、、よし、行こっか」

そう言いながら、立ち上がるひろくん
そして、自分の腕に手をまわすように促される

「…なんで？」

長「この方が、カップルぽいからだよ笑あと、バレにくくなる」

「分かった笑」

私は、ひろくんの腕に手を回した
少しとはいえ厚底なのに背は全然届かない、なんか悔しい！！

長「A、どうしたの？」

「背が届かないの、悔しく思えてきた…」

長「そんなこと？笑」

「大事なことなんだよ！子供っぽく見えちゃうし」

長「でも、俺はこの位のAが好きだよ？笑」

「男らしくなりたいのに」

長「今、する話じゃないみたいだよ笑」

そう言われて、周りを見るとまあまあの人から注目を浴びていた

あ、やばい

「ダッシュ！」

長「あ、ちょっと、今日は靴が！！」

「…あっ！」

厚底だったぁ、やってもうたぁ
これ、こけるぅ

体に痛みが来るのを覚悟し目をつぶった

長「っ！」

「ひろくん！」

長「もう、危ないよ笑」

目を開けると、ひろくんの顔が近くにあった
とっさに、手を引き抱き寄せてくれたみたい

「ありがとう、ごめんね笑」

長「気をつけてよ、今日は女の子なんだから笑笑」

「ごめんごめん笑」

そうやってると、より注目を浴びてしまったみたいで
色んな人に囲まれていた

ここで、ゲームオーバー
スタッフの皆が私達を回収しに来た

帰りの車内にはもう既に、准とよしくんがいて
対決は私達が勝ったみたい！

このオンエアを観たメンバーからひろくんと私にイチャイチャし過ぎと文句がきたのは言うまでもないかもしれない笑笑