僕のいる場所 2

ピアス 1 ページ30

森田side



姫「ピアス開けたい」


楽屋でくつろいでいると急にそんな事を言い出した、A

突然の事にみんな驚いちゃってる


「急にどうしたんだよ」

姫「ピアスの穴開けたいな〜って思って、剛くん開けて！」

坂「え？まじで開けるの？」

姫「まじまじ、ピアッサーも買ってきたよ！」

長「A、ピアス開けるの痛いよ？」

姫「え？痛いの？」

「一瞬だけど、痛いだろ笑笑」


長野くんの、ピアス開けるの痛い発言にぽかんとしているA

逆に痛くないとでも思ってたの？笑笑
でも、本人は絶対に開けたいらしく


姫「お願いお願い！剛くんやって！」


って言ってくる笑笑


「分かったよ、よしやるか笑」


そう言ってやると、Aは嬉しそうに頷いた

でも問題はここから


姫「あ、緊張してきた。ちょっと心臓の音聞いて」

坂「は？いや、まって、」


Aは男所帯に慣れすぎてるのか、自分が女だってこと忘れてるのか
坂本くんに心臓の音聞かせてるんだけど

それって結構やばいよね
坂本くん戸惑っちゃってるし


「ほら、開けるから、いくぞ？」

姫「わーーー！！！ちょっとたんま！」

「なんだよ！笑」

姫「自分が言い出したんだけど、凄く緊張してきた」

三「もうここは、思いっきりいくしかないよ」

姫「そうだよね、男に二言はないよね」

長「女の子なんだけどなあ」ﾎﾞｿ


長野くんが呟いた一言
その通りだよ
本人は女の子扱いを嫌ってるし、男っぽく振舞ってるからもう自分が男だって思ってきちゃってるんだろうね


「ほら、さっさとやるぞ」

姫「ふぅーーーー、、、よし！やろう！」


バチッ


姫「………ふぉぉぉぉ！！！」

井「反応までの時差凄いね笑笑」

姫「いっったっっっ！！！」

長「だから、反応が遅いんだよ笑笑」

「よし、次、左耳いくぞ」

姫「じゃんじゃんいっちゃおう」


バチッ


姫「…ぬおおおおお！！」

坂「だから、ちょっと反応遅いんだよな笑」

「両耳できたよ」

姫「剛くん！ありがと！！」

「急になんでなの？ピアス開けたいとか」

三「ほんとだよ〜！」

ピアス 2→←風邪 3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す