僕のいる場所 8

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三宅side












姫「疲れたぁ」











膝でゴロゴロするAはひよこって言うより、ネコかなぁ













長「健ちゃん、姫ちゃん、水分補給」


「ありがと」


姫「ありがとー」










水を受け取り起き上がるAはごくごくと飲み終えるとまた寝転がった












姫「もぉ、あついよぉ！」


「お前、それやめろって笑」


姫「なに？」


「服パタパタさせんな、お腹見えちゃうでしょ」


姫「いいじゃん？別に？笑」


「ダメです〜」


姫「え〜？」











むくっと起きたAはちょっと離れたところで座って休憩してた剛の傍に駆け寄った











森「なんだよ笑」


姫「健くんから逃げてきた」


森「やめろ、巻き込むな俺を笑」


姫「剛つん〜」


森「引っ付くなよ笑」











やめろと言いながらキャッキャしてる剛










岡「姫、ちょっと」


姫「なに〜？」











岡田に呼ばれたAは剛から離れて岡田のところへ行った

何するんだろと思いながら様子を見てると、岡田が髪ゴムでAの前髪を結びだした


Aも大人しく受け入れてる



あ、これ他の人から見たら珍しいかもしれないけどファンの子や俺達からしたらいつも通りだからね。












岡「はい、できた」


姫「ありがと！」












とてとてしながら皆のとこ行く姿もひよこっぽいから可愛いと思うんだけど、やっぱ俺としては俺のとこにも来て欲しい…




そんなことを考えてると、肩が重くなった。
驚いて見ると、にこにこ笑ったAがいる










「んだよ、びっくりしたぁ笑」


姫「ふふっ笑」


「なんだよ笑」


姫「健くんいい匂いだね笑」


「はぁ？何言ってんだよ笑」


姫「健くんの匂いがする〜」


「止めろよ、くすぐったいよ笑」











後ろからハグされて内心は嬉しいけど、天邪鬼の俺が出てきてしまう

でも、Aはそれを分かってるのかニコニコしながら聞く耳を持たない











『練習再開していいですかー？笑』


姫「no〜。ダメで〜す笑」


『は〜い、再開しますね〜笑』


姫 「健くん〜」


井「姫、健の首締まっちゃう笑」










俺に引っ付きながら自分の立ち位置に動くAはやっぱりひよこみたいだ












でも、曲がかかった瞬間に雰囲気が変わる



その真剣な眼差しは昔も今も変わらず、狼みたいになるんだよなぁ

強い→←ひよこ

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