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声をかけることが出来ないまま立ちすくんでいると、剛くんが私に気がついた
剛「どうしたんだよ？笑」
健「あ、A〜、こっちおいで！」
「あ、うん、笑」
准くんと健くんの間に座って、カメラを覗く
カメラには今日撮った写真がたくさんあった。
どれもみんな笑顔で楽しそうだ。
昌「みんなすげぇ良い顔してる」
博「楽しそうだよね笑」
健「この写真…すげぇ家族って感じ！！」
7人で撮った写真を見て健くんがそう言った。
一枚は、昌兄とひろ兄は微笑んで両端にいて、真ん中には快兄が満面の笑みを浮かべて前にいる年下組の肩を持っていて、年下の4人はそれにつられて笑ってる。
もう一枚は、全員がぎゅっと寄って顔を近づけて笑ってる。
「家族みたい…」
剛「みたいってなんだよ笑」
快「家族でしょ？笑」
「あぁ…うん」
健「A？」
昌「どうしたんだよ？笑」
お兄ちゃんはいつも私の味方でいてくれたし、優しかった。
お兄ちゃん達との血の繋がりを気にして私が手を離れてしまったらきっとお兄ちゃん達は手を繋ぎに来てくれるだろう。
私はそんな6人の兄が大好きだ。
「私、お兄ちゃん達のこと大好きだよ。」
昌「知ってる笑」
「世界一好き」
快「うん笑」
「大好き」
健「分かってるって笑」
「私のお兄ちゃんでいてくれてありがとう。」
准「また急にどうしたん笑」
「…日頃の感謝をこの際伝えておこうと思って笑」
そう笑うと皆も笑った。
「……ねぇ、私達、兄妹？」
昌「何言ってんだ？笑」
「お願い、答えて…」
快「Aちゃん？笑」
「答えてよ…」
私がそう呟くと、お兄ちゃん達は困ったように黙り込んだ。
「やっぱり……あのね、ずっと考えてたことがあるの」
博「なに？」
「妹、辞める」
昌「は？何言ってんだよ？」
博「Aちゃん、血の繋がりを気にしてるんだったら、」
「違うよ…違うの……」
博「…Aちゃん。どうしたのか教えて？」
「引かない…？」
博「うん。引かない。怒らない。全部受け止める。大丈夫だよ。」
「…私ね、あの日から…、血が繋がらないって知った日からね、どんどんお兄ちゃん達を意識しちゃうようになったの。偶にお兄ちゃんをお兄ちゃんと思えなくなるの…。」
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すず(プロフ) - 更新待ってます！ (2022年10月11日 16時) (
レス) id: 32c28d25ca (このIDを非表示/違反報告)
あおい(垢移行)(プロフ) - りんごさん» いいえ大丈夫ですよ！返信ありがとうございます😭 (2022年1月11日 0時) (レス) id: 03e8cfb45e (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - あおい#てつ虫推し(垢移行)さん» コメントありがとうございます！ 更新が遅く申し訳ないです<(_ _)> これからまた更新速度が遅くなると思うのですが、待っていただければ嬉しいです！！これからもお願いします！ (2022年1月10日 21時) (レス) id: 2cfa80181a (このIDを非表示/違反報告)
あおい#てつ虫推し(垢移行)(プロフ) - コメント失礼しますm(*_ _)m少し前から更新お待ちしております！主さんのペースでいいので更新よろしくお願いします！(これからも頑張ってください！) (2022年1月5日 4時) (レス) id: 03e8cfb45e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2021年6月7日 23時
