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剛side
Aが電車で痴漢された。
昌兄と快兄が居たのに意味がわかんねぇ。
泣きそうになっているAの顔を見た瞬間、怒りが込み上げた。
Aにそんな顔をさせたヤツを一発殴ってやりたかったけど、無意識か俺の袖をギュッと握ったAの傍を離れる訳にはいかなかった。
家に帰る電車に乗って、准に「顔が怖い」と指摘されて初めて自分で気がついた。
俺、Aのこと超睨んでたかも。
A「ごめん……私が…」
「お前は悪くねぇよ。」
A「でも、」
「悪くねぇって！！」
健「剛」
「…」
Aは少し泣きそうな顔になった。
違う。そういうことじゃない。
俺が言いたかったのは…
「俺…、Aがあんな奴に触られたと思うとムシャクシャして…それで、睨んでた、かも…」
A「…そっか…ごめん」
「謝んなよ。Aが謝るようなことじゃねぇ」
A「うん…」
それからほぼ会話のないまま家に帰った。
真っ直ぐどこにも寄らずにね。
家に帰ってソファーに座った。
4人でちっちゃくなって、ぎゅって集まった。
特に何も話さなかったところで、Aが口を開いた。
A「あの、さ…」
健「ん？どうしたの？」
A「…変なこと言うって…分かってるんだけど…」
健「うん、どうした？」
優しく聞く健
Aはまた少し俯きながら小さな声で言った
A「…上書きして、欲しい」
その言葉を聞いた瞬間、俺たちの中で抑えてたものが爆発した。
隣に座っていた健と准がAの手を握り、Aが触られたであろう足に手を添えていた。
健の隣に座っていた俺は立ち上がり、Aの前に立った。
俯いていたAの顔を上げて、グイッと近づく。
驚いて目を見開いたAの唇に少しづつ近づいていく、と
健「いっ…！？」
准「痛っ」
快「何やってんだおめぇらは笑」
「痛てぇな…」
叩かれた頭をさすりながら快兄の顔を見る。
ちっ
3人が帰ってきた。
タイミング悪ぃ。
A「これは、私がお願いしたから。怒らないで…お願い…」
少し怪訝な顔をしてる年上組に向かってAがそう言った
博「お願い？」
A「上書き…してって……最後に触られたのがあの人なんて、絶対嫌だ」
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すず(プロフ) - 更新待ってます！ (2022年10月11日 16時) (
レス) id: 32c28d25ca (このIDを非表示/違反報告)
あおい(垢移行)(プロフ) - りんごさん» いいえ大丈夫ですよ！返信ありがとうございます😭 (2022年1月11日 0時) (レス) id: 03e8cfb45e (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - あおい#てつ虫推し(垢移行)さん» コメントありがとうございます！ 更新が遅く申し訳ないです<(_ _)> これからまた更新速度が遅くなると思うのですが、待っていただければ嬉しいです！！これからもお願いします！ (2022年1月10日 21時) (レス) id: 2cfa80181a (このIDを非表示/違反報告)
あおい#てつ虫推し(垢移行)(プロフ) - コメント失礼しますm(*_ _)m少し前から更新お待ちしております！主さんのペースでいいので更新よろしくお願いします！(これからも頑張ってください！) (2022年1月5日 4時) (レス) id: 03e8cfb45e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2021年6月7日 23時
