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長野side
下を向いたままAは話し出した
遠回しに言ってるけど、Aが言いたいことは
『V6が居なくなれば姫島遥斗はこの世から消える』
ということだろう
姫「私、守られてばっかだけど…だけど、もう皆に力を貸せるくらいは大きくなったよ」
段々と声が小さくなっていく
姫「皆が何時でもここに戻ってこれるように、ちゃんと守ってるから……
だから…まだ皆は此処から居なくならないで」
最後のAの一言は聞こえるか聞こえないかギリギリのトーンだった
「A…」
姫「…ごめんね、今のは忘れて。誰にも言わないで。」
「分かった、誰にも言わない。だけど、忘れることは出来ない」
そう言うとピクっと体を動かしたA
「Aからの言葉忘れない」
姫「え…」
「Aのことちゃんと分かりたいから
それに、…大丈夫、まだ俺たちは居なくならない。
まだ同じ景色を一緒に見ようよ」
姫「ひろくん…」
顔をあげ、俺の顔をみたA
俺は笑った。出来るだけ優しく。Aが安心できるように。
するとAはまた涙を流した。
今度は子供のように泣きじゃくりながら
暫くすると、泣き疲れたのか眠り始めたA
お会計を済ませ、Aを起こす
「A〜、帰ろっか？」
姫「ん…」
「ほらおんぶするから、乗って？」
姫「ん〜…」
眠気眼のAは俺の背中に乗り、また寝息を立て始めた
…軽いなぁ
昔はAをこうやっておんぶしたりして、体重増やせって言ってたっけ
俺の首に絡みつく腕は細くて、やっぱり女の子なんだと思う
ていうか、ほんとにご飯を食べてるのかな…
俺、Aのことちゃんと見てあげれてなくなってんだな…
車の助手席に座らせて、Aの家へ向かう
すると寝ているAが呟いた
姫「みん、な…」
…どんな夢を見てるんだろう。
Aは眉間に皺を寄せ、悪夢でも見ているみたい
Aは素性を隠してる以上友達がいないに等しい
素で話せるのは俺達しか居ないんだもんな
「……そりゃあ、寂しいよね…。Aの拠り所って俺たちだもんな…ごめん……」
Aの頭を撫でるとふにゃっと笑い、俺の手を握った
車を停め、マネージャーに連絡する
明日はAは午後からだと確認を取り、Aの家を通り過ぎ俺の家へ向かう
今日はAを一人にさせたくないから
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りんご(プロフ) - 神崎さん» こちらこそいつも読んでいただきありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年10月28日 19時) (
レス) @page50 id: 2cfa80181a (このIDを非表示/違反報告)
神崎(プロフ) - 拗ねてる岡田くんの姿、めっちゃ可愛い(*´ω`*)いつもリクエストに答えてくれてありがとうございます！ (2021年10月28日 10時) (レス) @page50 id: 570d2293d8 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 神崎さん» こちらこそありがとうございました！！岡田くん…たしかに気になります！(笑) もちろん、書かせていただきます！！(笑) (2021年10月25日 7時) (レス) @page48 id: 2cfa80181a (このIDを非表示/違反報告)
神崎(プロフ) - ニヤニヤしながら最高なデート、楽しませてもらいました!!ありがとうございました！^^…因みに岡田くんが、デートを知ったらって思ったら、気になってしまいました(笑) (2021年10月25日 0時) (レス) @page48 id: 570d2293d8 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 神崎さん» いつもありがとうございます！！そして、リクエストもありがとうございます！私なりに書かせていただきます！！ (2021年10月21日 19時) (レス) id: 2cfa80181a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2021年5月2日 0時
