[gnsn]君と生きたい (ページ3)

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ファーストキスページ3

学パロ？みたいなやつ、おさななで付き合ってはいない。両片想い

『あー、もう分かんないよぉ』

テスト期間中ずっと遊んでいたせいで課題が貯まってしまった。
明日がテスト本番とかいう地獄。

「僕は忠告したからね、テスト勉強そろそろした方がいいよって。」

なんて言っている彼は私のベッドで優雅に寛いでいる。

『そーいう放浪者はもう課題終わったの？』

じとーっとした目で彼を見上げる。
すると彼はﾌｯと鼻で笑った

「当たり前だろ？すでに3周目も終わらせているよ。」

うわうざ

「誰がうざいって？」
ｷｯと放浪者が睨んでくる

『心が読める、、、だと？』

どこぞのスパイアニメの○ーニャか

「はぁ、手が止まっているよ。
、、、君がどうしてもって言うなら、教えてやらなくもないけど。」

え！
『本当!?』ｽﾞｲｯ

「っ///本当だから早く離れてくれないかい!?!?」

そう言われ状況を理解した。
途端顔が熱くなった。なぜなら、鼻先が当たりそうなくらい顔の距離が近かったから。

『あ、、///』ﾌﾟｼｭｰ

「っ、、///
とにかく、勉強しようか。」

とまぁちょっと気まづい雰囲気だったけど、スカラマシュの教え方はとても丁寧で分かりやすかったから、あっという間に課題も終わってしまった。

『放浪者!本当にありがとう～♪』

彼の両手を握り、ぶんぶん振り回す。

「もとはといえば、君が早くから勉強していれば～ｸﾞﾁｸﾞﾁ」

うわでた、ぐちぐち攻撃。
放浪者が文句言い出すと止まらないんだよなあ。

『うわぁん、ママごめんなさい～』

泣いたフリして放浪者に抱きつく。
するとさっきまでｸﾞﾁｸﾞﾁ言っていた放浪者が何も発しなくなった。

『？ほーろーしゃ？』

上を見上げた途端

ﾁｭｯ

目の前には放浪者の顔があって、私と彼はキスしていた。
長くも感じたファーストキスは、少し甘かった。

「あんまり軽々しく男を部屋にあげない方がいい。今みたいに襲われてしまったら遅いからね。」

「ﾌｯまたね」ﾊﾞﾀﾝ

しばらく私は玄関から動けなかった。
『(ファースト、、、キス)』ﾌﾟｼｭｰ
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放浪者side

玄関から出た途端ドアにもたれかかりずるずるとしゃがむ。

「(いやあれは反則だろう)」