story:102 ページ6
.
翌日、最悪なニュースが新聞の一面を飾った。
椚ヶ丘市の奇妙な下着ドロ。犯人の特徴は「黄色い頭の大男」「ヌルフフフという笑い方」「現場に残された謎の粘液」どう考えても、殺せんせーに当てはまる。否、殺せんせー以外に当てはまるものはないだろう。何も知らぬ
身に覚えのない殺せんせーは当然の如く慌てふためいていた。唯一庇いに入った磯貝くんでさえ、諦める程に普段の行いが悪い。
「先生は潔白です。失礼な!!いいでしょう準備室の先生の机に来なさい!! 先生の理性の強さを証明するため…今から机の中のグラビア全部捨てます!!」
私達の目の前で自身の机の中身を出していく先生。そもそも机の中にそんなにグラビアが入っていること自体おかしいのだが、ツッコミたいのは私だけだろうか
「見なさい!!机の中身全部出し…て…」
1番広い引き出しから出てきた2つの女性下着。
追い打ちをかけるようにひなたが出席簿を持ってやってきた。
「私だけ永遠の
名簿を見たカエデが怒る。それには女子の名の横にカップ数が書いてあったのだ。さらに、最後のページには待中のFカップ以上のリストが。
焦った殺せんせーはさらに悪天候へと導かれる。
「ちょ、ま、そんなはずが…そ、そうだ。い、今からバーベキューしましょう皆さん!! 放課後やろうと準備しておいたんです!! ほら見てこの串!!美味しそ〜で………しょ…」
串刺しにされた下着。もう皆、信じることは出来なかった。
*****
「きょ、今日の授業は…ここまで…」
今日1日、針のむしろだった殺せんせーはとぼとぼと教室を出ていった。
「へぇー。真面目に授業受けんだね」
「そりゃね。だって殺せんせー、犯ってないもの」
カルマ君の問いにしれっと答えると、彼はクラスを巻き込んで今日のことについて話した。渚も疑問に思っているようで、殺せんせーの心配をしていた。
「見てみ、渚くん。体育館倉庫にあったボール」
カルマ君が見せたバスケットボールは下着を装着していた。
「こんな事してたら…俺等の中で先生として死ぬこと位わかってんだろ。あの教師バカの怪物にしたら、
彼の言葉に、渚も納得した。
そして、誰がこんなことを、という話になった時、一人の少女が声を上げた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 491人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「赤羽業」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クラスペディア(プロフ) - とても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2019年11月30日 12時) (
レス) id: 62ecb839ba (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコマメ(プロフ) - とっても面白いです！応援してます！！頑張ってください！！ (2019年8月6日 15時) (レス) id: e0e3b2ec8d (このIDを非表示/違反報告)
Liar.@旧雪の飴 - めちゃんこ好きです！！！これからも頑張ってください！！ (2019年7月15日 22時) (レス) id: 1ec8cf476f (このIDを非表示/違反報告)
朱桜よろん - こんなに素晴らしい作品を……ありがとうございます……！次に更新されるのを楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2019年7月1日 18時) (レス) id: 04adea9d04 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - すごく面白くて好きです！更新されるのを毎日楽しみに待っています！ (2019年7月1日 17時) (レス) id: 14b092647b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜桃 | 作成日時：2019年6月10日 21時
