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イトナが罠のスイッチを押すと、殺せんせーの足元が消えた。
「テメーの苦手な"落とし"穴だぜ！！」
「地獄まで"落ちて"くださいよぉ！！」
全員で一斉に殺せんせーを攻撃する。
「お、落ちついてってば！！」
「うるせー！！人の受験で楽しみやがって！！」
殺せんせー何とか攻撃を躱し、天井へと逃げた。
「ええそうですとも！！お祭りなんですよ受験なんて！！」
そして、そう叫んだ。
「竹林君！！落ちていたっていいんです。高校受験の第一志望ごとき！！君の刃は1本だけですか？2本目の刃でもちゃんと勝負が出来るでしょう？」
「…ｯ 当然ですよ！！滑り止めの高校だろうが僕の進路に影響はない！！」
竹林君と殺せんせーの一騎打ちを眺め、会話を聞き、皆の顔に笑みが戻った。はっきりと医者になりたいと言った竹林君の表情は、すっきりしていた。
そこからはもう全員参加で暗殺祭り。
受験のストレスからも一時的に解放されている故か、全員が思う存分に殺せんせー目掛けて弾を撃っていた。
攻撃と避けることで疲弊した先生と生徒はその場に崩れた。呼吸が荒く、酸素を取り入れることで精一杯だ。
そんな時に、扉が開き、ビッチ先生がやってきた。
「ねぇ、私のメイク"落とし"どっかに"転がって"ない？何よコレ、床メッチャ"滑る"じゃない。整髪料？そんで何よアンタ達。皆七三で"転げ"回って。そんなことやってたら…"落ちる"わよ、受験。あーあ、同じ"落ちる"なら恋に"落ちたい"わ。あ、誰かこの皮捨てといて。"滑ってコケたら悲惨"だしね」
何も知らない彼女はNGワードをこれでもかというくらいぶっ込んできた。というか何でバナナ食べてんだ。どっから出した。
そんな疑問も一瞬で、クラスの大半がビッチ先生に襲いかかっていた。
「ヒィィ！！なによ急に殺気立って！！」
「なんかもう無意識に殺意わくんだよ！！」
襲われたビッチ先生もまた七三にされていた。
公立を残して、ほぼ全員が私立の本命か滑り止めを通過。
殺せんせーの暗殺期限まで、あと28日だ。
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みゅー - 番外編がものすごく楽しみで仕方ないです！この作品は心に響きました。気づけば目から涙がひとつ、ふたつとポロポロ流れ落ちていました。それくらい、この物語に引き込まれていたんだと感じます。このような素敵な作品をありがとうございました！ (2020年5月13日 20時) (
レス) id: 5f57d7ba9d (このIDを非表示/違反報告)
紅楓(プロフ) - 涙腺がああああああ！はい、凄いですね。続編、待っております！ (2020年5月9日 13時) (レス) id: 082dab1426 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 完結おめでとうございます！みんなの性格を言っていって、思い出を振り返るところ泣きました…。面白かったです。 (2020年4月18日 19時) (レス) id: 99b0958fb1 (このIDを非表示/違反報告)
神崎葵。(プロフ) - 泣きました。完結おめでとうございます。しばらく泣きます。 (2020年4月10日 19時) (レス) id: 5d39630b57 (このIDを非表示/違反報告)
うりよ - ガチめに泣きました。完結おめでとうございます。他の皆さんのように、番外編が見たいです。 (2020年4月3日 15時) (レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2019年12月28日 9時
