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No side.
大規模の唐突な暗殺計画にE組の生徒は困惑していた。さらに殺せんせーだけでなく、ある生徒とも連絡がつかず、不安を煽られていた。
「なんで繋がんないのよ…！！」
「誰もあいつを見てないんだよな…」
その生徒の名は、渡辺A。
この場にいる誰も、彼女の居場所を知らないのだ
「…昨日Aと一緒に帰ったの、誰？」
不破が皆に問い掛けるが、手を挙げる者は誰もいなかった。その時、1人の少年がまさか、と声を漏らした。
「昨日、帰る前に渡辺さんに引き留められたんだけどさ…話しただけで一緒に帰らなかったんだよね。誰か女子を待ってるのかと思ってたけど…そのまま学校に残ったのかもしれない」
時折、予想できない行動をする彼女だったが、"学校に残った"という赤羽の言葉にその場の全員が言葉を失った。
「なんだよ…あいつ…知ってたのかよ」
村松のか細い呟きに、全員がなんとも言えない気持ちになった。彼女はE組の未来が見えると宣言していたのだ。もしそれが本当ならば、今回の件も知っていて当然だった。
「本人に、確かめに行くぞ」
誰かが口にした強い意思により、全員が椚ヶ丘中学校3年Ｅ組の校舎へ走った。
*****
E組生徒が通学路を辿ると、校舎への道を自衛隊が塞いでいた。
「！？何だ君たちは！！」
「通せよ！！生徒だよあの教室の！！」
生徒が自衛隊に殺せんせーに会いたいと懇願するが、自衛隊はそれを拒んだ。
「やめろ！生徒達に手荒くするな！」
生徒の身体を押さえる自衛官を制したのは、烏間だった。烏間の登場に生徒は矛先を変え、現状説明を要求した。
烏間は生徒に自身も直前まで知らなかったということと政府の声明は生徒のためを思って出されたことだと告げた。そして、脅されたと口裏を合わせろと指示した。
しかし、彼等はそれで納得するような生徒ではなかった。
「納得できません。殺せんせーと会わせて下さい！」
片岡がクラスを代表して反抗する。
「駄目だ。行って人質に取られたら事態が悪化する」
しかし、それも虚しく拒まれた。
するとそこに、好奇の目を向けたマスコミが押し掛けてきた。
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みゅー - 番外編がものすごく楽しみで仕方ないです！この作品は心に響きました。気づけば目から涙がひとつ、ふたつとポロポロ流れ落ちていました。それくらい、この物語に引き込まれていたんだと感じます。このような素敵な作品をありがとうございました！ (2020年5月13日 20時) (
レス) id: 5f57d7ba9d (このIDを非表示/違反報告)
紅楓(プロフ) - 涙腺がああああああ！はい、凄いですね。続編、待っております！ (2020年5月9日 13時) (レス) id: 082dab1426 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 完結おめでとうございます！みんなの性格を言っていって、思い出を振り返るところ泣きました…。面白かったです。 (2020年4月18日 19時) (レス) id: 99b0958fb1 (このIDを非表示/違反報告)
神崎葵。(プロフ) - 泣きました。完結おめでとうございます。しばらく泣きます。 (2020年4月10日 19時) (レス) id: 5d39630b57 (このIDを非表示/違反報告)
うりよ - ガチめに泣きました。完結おめでとうございます。他の皆さんのように、番外編が見たいです。 (2020年4月3日 15時) (レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2019年12月28日 9時
