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鷹岡明という脅威も去り、ひとまず落ち着いたＥ組だったが、新たな敵が現れた。地獄の暑さである。
暑さで授業も身に入らず、だらしなく机に伏す生徒と担任がいた。
「でも今日プール開きだよねっ。体育の時間が待ち遠しい〜」
そう言ったのは、陽菜乃だった。それにすかさず木村が返答をする。
「いや…そのプールが
と、言うのも E組にはプールがないからだ。本校舎まで山を下り、授業が終われば山を登る。プールの後は特に疲れと眠気が酷いものだ。途中で倒れてしまうことがあるかもしれない。危険な授業である。
「うー…本校舎まで運んでくれよ、殺せんせー」
「んもーしょーがないなぁ…と言いたいですが、先生のスピードを当てにするんじゃありません！いくらマッハ20でも出来ない事はあるんです！」
殺せんせーは生徒の要望に、顔にバツを浮かべて そう言った。しかし、授業の途中だというのに、全員着替えてついて来い、と言った。
女子は教室、男子は空き教室で着替えを済ませ 殺せんせーの待つ外へ向かった。
「そばの裏山に小さな沢があったでしょう。そこに涼みに行きましょう」
殺せんせーはそう言って、私たちを沢のある場所へと導いた。
*****
しばらく歩みを進めると、水の音が聴こえてきた。
「さて皆さん！さっき先生は言いましたね。マッハ20でも出来ない事があると。そのひとつが君たちをプールに連れて行く事。残念ながらそれには1日かかります」
「1日…って大袈裟な。本校舎のプールなんて歩いて20分…」
「おや、誰が本校舎に行くと？」
殺せんせーのその言葉に、私達は駆け出し、木々をかき分けた。
そこには、しっかりと整備されたプールがあった。
驚くE組を置いて、先生は解説を進める。
「制作に1日、移動に1分。あとは1秒あれば飛び込めますよ」
我慢できなくなった彼らは、ジャージを脱ぎ、プールに飛び込んだ。
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紗奈 - 一気読みさせてもらいました！とても読み進めていくことが楽しくてカルマくんと夢主の距離が徐々に縮まっていく様子もとても好きです！更新楽しみにしています！！ (2019年5月23日 10時) (
レス) id: 1a4bad23fa (このIDを非表示/違反報告)
トモナ(プロフ) - この小説 設定とか大好物すぎて尊さを感じながら読まさせていただいてます！好きです！！！(直球)今後の展開も楽しみに全裸待機させていただきます (2019年4月8日 9時) (レス) id: 0af9634ca6 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - サクラさん» 渡辺さんは前世を思い出す前の夢主ちゃんなんです！同化したというよりは渡辺さんが前世を思い出したっていう感じです！思い出す前は冷静沈着でしたが、今はヲタク精神が勝って暗殺教室の世界を前世以上に楽しんでいる感じです。分かりずらくてすみません(--;) (2019年4月7日 16時) (レス) id: 225ebd0e98 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - この世界の渡辺さんは今、どうなっているんですか？ 夢主と同化したんですか？ (2019年4月6日 8時) (レス) id: fa117b4385 (このIDを非表示/違反報告)
07狐 - いきなりの告白ww恋愛フラグが見事に立ちました(名前)選手!!更新頑張って下さい!!ついでに結婚し(ry (2019年3月30日 7時) (レス) id: 264f07ee06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2019年2月3日 11時
