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翌日、寺坂が学校に来ないままお昼になった。
教卓では殺せんせーが ぐすぐすと泣きながら甘い菓子パンを食べていた
「なによ。さっきから意味もなく涙流して」
不思議に思った全員を代表して、ビッチ先生が質問をした。すると、紛らわしくも涙ではなく鼻水を流していた。鼻水だと知った瞬間、きたねぇと思ったのは私だけでは無いはずだ。
「どうも昨日から体の調子が少し変です。夏カゼですかねぇ…」
それは夏カゼなんかじゃない__そう言いたくなったが、黙っておくことにした。これで彼が教室に来なくなっては意味がないから。
ｶﾞﾗﾗ、と教室の扉が開いた。寺坂だ。
「おお寺坂君!! 今日は登校しないのかと心配でした!!」
殺せんせーの鼻水でベトベトになっていく寺坂。うん、可哀想だ。
「昨日君がキレたことならご心配なく!!もう皆気にしてませんよね？ね？」
「…う、うん…汁まみれになっていく寺坂の顔の方が気になる」
食事中なのに微妙な絵面を見せられて食欲がマイナスした。私は腹いせに殺せんせーのお昼のチョコチップメロンパンを頂戴しておいた。…あ、これ美味しい
「おいタコ、そろそろ本気でブッ殺してやンよ」
殺せんせーのネクタイで粘液を拭いた寺坂がそう告げた。放課後、プールに来い、と。
「てめーらも全員手伝え！俺がこいつを水ン中に叩き落としてやッからよ!!」
寺坂の要望に、私達は静まった。
「…寺坂。お前ずっと皆の暗殺には協力してこなかったよな。それをいきなりお前の都合で命令されて…皆が皆ハイやりますって言うと思うか？」
前原が全員の気持ちを代弁するが、賞金を独り占めするだけだと言って何も心に響いていないようだった。
寺坂が出ていった後、クラスは「行かない」のコールだった。それを聞いていた殺せんせーは粘液で私達の足を固め、逃げれなくした。私はギリギリのところで椅子の上で体操座りをしたため、回避することが出来た。
「せっかく寺坂君が私を殺る気になったんです。皆で一緒に暗殺して、気持ちよく仲直りです」
顔中ドロドロの殺せんせーに言われ、私達は盛大につっこんだ。
「まずあんたが気持ち悪い!!」
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紗奈 - 一気読みさせてもらいました！とても読み進めていくことが楽しくてカルマくんと夢主の距離が徐々に縮まっていく様子もとても好きです！更新楽しみにしています！！ (2019年5月23日 10時) (
レス) id: 1a4bad23fa (このIDを非表示/違反報告)
トモナ(プロフ) - この小説 設定とか大好物すぎて尊さを感じながら読まさせていただいてます！好きです！！！(直球)今後の展開も楽しみに全裸待機させていただきます (2019年4月8日 9時) (レス) id: 0af9634ca6 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - サクラさん» 渡辺さんは前世を思い出す前の夢主ちゃんなんです！同化したというよりは渡辺さんが前世を思い出したっていう感じです！思い出す前は冷静沈着でしたが、今はヲタク精神が勝って暗殺教室の世界を前世以上に楽しんでいる感じです。分かりずらくてすみません(--;) (2019年4月7日 16時) (レス) id: 225ebd0e98 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - この世界の渡辺さんは今、どうなっているんですか？ 夢主と同化したんですか？ (2019年4月6日 8時) (レス) id: fa117b4385 (このIDを非表示/違反報告)
07狐 - いきなりの告白ww恋愛フラグが見事に立ちました(名前)選手!!更新頑張って下さい!!ついでに結婚し(ry (2019年3月30日 7時) (レス) id: 264f07ee06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2019年2月3日 11時
