１３話 ページ14
その後、教室で騒がれると
厄介なので空き教室に移動して
全てを話した。
玲王
「ただのホラ話か…焦って損した」
『もしかして信じたの…？』
玲王
「…ちょっとだけ」
私どんな印象持たれてるんだろ…
玲王
「とりあえず無事で良かったよ、
怪我も命に別状は無いみたいだし」
そう言って御影くんは私の頭を優しく撫でた。
最近スキンシップが多くなって来てる気がする。
嫌じゃないけどちょっと恥ずかしい…
玲王
「…良し、そろそろ戻るか、
帰り教室まで迎えに行くから待ってろよ」
『うん…』
その後教室に戻ると澤部さんが私の教科書を
持って待機してくれていた。
澤部
「移動教室だよ、あと少ししか
時間ないから急ごっか」
『移動教室なのすっかり忘れてた…
ごめんね、ありがとう』
少し早歩きで別の教室へ向かっていると
澤部さんから質問された。
澤部
「さっき玲王くんとどんなこと話してたの？」
『御影くんと？昨日の出来事と…あとは一緒に
帰る約束したくらいかな、それがどうかしたの？』
澤部
「深い意味はないの、ただどんなこと
話してたのか気になって…」
『そう言えば…澤部さんは御影くんのことが
異性として好きなんだよね、私になにか
出来ることない？』
澤部
「あー…そのことなんだけど…聞かなかったことに
してくれないかしら？実は私、玲王くんの好きな子
分かっちゃって…最近諦めが付いたからキッパリ
忘れたいの」
『そうだったんだ…分かった、澤部さんが
そう言うならこれ以上なにも言わないでおくね』
澤部
「ありがとう…そうしてくれると助かるわ」
それにしても御影くんに好きな子が
いるのは意外だな…
いつも男女問わず囲まれてるもんね。
澤部
「…Aさん、好きな人が出来たら
遠慮なく相談してね」
『私が恋するとか想像出来ないな…
まぁその時が来たら有難く相談させてもらうよ』
──────────────
あけましておめでとうございます。
忙しくて全然更新出来ず、申し訳ないです。
この正月休みに頑張ります。
軽く登場人物の軽い設定まとめておきます(↓)
Aさん
=最近少しだけ玲王を意識している。
でもまだ自覚無い。
玲王
=とりあえずAへの愛が重い。
最近感情を制御出来るようになった。
澤部
=恋愛の上級者。察しが良すぎる。
主にAの相談に乗る。
水戸
=同じく恋愛上級者。玲王の恋愛に首を突っ込もう
としている。なんだかんだ役に立つ。
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咲夜（さくや）(プロフ) - 続き楽しみにしています。 (10月3日 8時) (
レス) id: f2b60f62ba (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - コメント失礼します！ド変態×ド変態に投票しますね。 (2022年12月18日 20時) (レス) @page13 id: dd28e92a60 (このIDを非表示/違反報告)
あぽろ(プロフ) - 行き過ぎたヤンデレ好きだけど苦手という意味わからない感性の持ち主なのでこのヤンデレになりきれてないこの感じがとても大好きです！！澤部さんいいな… (2022年12月14日 23時) (レス) @page11 id: ebcad6c5f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柴田 | 作成日時：2022年11月29日 1時
