三十八話 ページ43
……いや待て待て
ほんとにこれで合ってるのか兎原よ←
どっちもベットの端っこに寄ってるんだが
ホントにこれでアプローチってやつ
出来てんのかよ…
『……なぁ、熊谷』
熊谷
「黙れ早く寝ろ」
『辛辣……まぁいいや、あのさ…
熊谷は私の事嫌いなの…?』
熊谷
「……いきなりなんだ、別に言った所で
何になるんだよ」
その通り過ぎて悔しい
なんて言い訳しよう…
『いや…ただ何となく』
今ここで嫌いって言われたら
この気持ちは墓場まで持っていこ…
熊谷
「……嫌い…………だ」
『……何今の空白』
熊谷
「うるせぇ寝ろ」
『……私は好きだよ、熊谷の事』
熊谷
「いい加減にしろ早くねr……は?」
どす黒い「は?」頂きました←
熊谷さん元ヤンオーラが凄まじいっス
てかそんなに驚く??気まずいんですけど
『……ごめん、忘れて』
なんかこっちが恥ずかしくなってきた…
熊谷
「……それ恋愛感情か…?」
こいつ鋭いな
『あーもーそうだよ悪いか…!←ヤケクソ』
熱がこもった頬を隠して布団に潜ると
暖かいものに包まれた。
『……え』
えぇぇ…なんで熊谷が私に抱きついてんの??
まさかこの流れの中寝落ちして
寝返り打ったとか!?なんて野郎だ…
熊谷
「その言葉…信じるぞ?」
いや起きてるんかい
『いやまぁ…信じてもろて問題ないですけど』
熊谷
「……そうか」
『……』
いやここで沈黙はキツい
『てかお前返事をしろバカヤロウ!』
熊谷
「……本当は、こんな所じゃなくて
もっとお前が好きそうな所で言いたかった…
それに俺、男なのに抜かされたし…」
『え?あ、おう…(?)』
熊谷
「……好きだ…多分、出会った時から…ずっと……
……付き合ってくれ」
え、まじかよ、兎原バンザイ←
……その前に
『アカンこの空気クソ気まずい吐く…!』
熊谷
「お前な…」
『まぁこちらこそよろしく』
いやごめんて
心の中で謝っていると額に
柔らかいものが当たった
『……え』
熊谷
「……おやすみ」
『……今接吻したでしょ』
顔が熱い
『……熊谷のスケベ』
熊谷
「寝ろバカ」
熊谷の耳が赤かったのは
見なかったことにしてやろう←
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すぶた(プロフ) - 小鳥さんさん» ありがとうございます!テストも明日で最後…!頑張ってきます!多分そろそろ完結なので最後まで見守ってくれると嬉しいです! (2022年1月12日 22時) (レス) id: d948df5e48 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥さん(プロフ) - 更新楽しみにしております。ツンツン熊谷さんが尊いです。私も初めてはみたものの書いては消してみたいな感じで奮闘しています…。すぶたさんの書く熊谷さんがドストライク過ぎて死にそうです。勉強等大変かと思いますが、これからも頑張って下さい!!応援しています。 (2022年1月12日 22時) (レス) id: 397559e3b8 (このIDを非表示/違反報告)
すぶた(プロフ) - スルメさん» ありがとうございます!!実は今日三者懇談でして緊張で押し潰されそうです……少しずつですが必ず完結させるのでまた見に来て下さい!! (2021年12月22日 7時) (レス) id: d948df5e48 (このIDを非表示/違反報告)
スルメ - 読んでて面白いです。色々と大変でしょうが頑張ってください!更新がじゃなくて、人生を (2021年12月22日 0時) (レス) @page15 id: 38063781d3 (このIDを非表示/違反報告)
すぶた(プロフ) - 神楽さん» こんばんは〜!私もニマニマしながら書いてます(笑)頑張って完結させるので最後までお付き合い下さい! (2021年10月9日 23時) (レス) id: d948df5e48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すぶた | 作成日時:2021年9月19日 19時