三十四話 ページ38
熊谷みつ夫side
『アプローチ？意味わかんね。
お誘い？居酒屋とかのことか？
えーと、誘う時にこのキーワードを言うと……』
こいつなにブツブツ言ってんだ…
熊谷
「おい、もうみんな楽屋に行ったぞ」
『あ、熊谷、今日飲みに行かね？』
熊谷
「は？」
『二人っきりで』←キーワード
熊谷
「なっ……、け、怪我は大丈夫なのかよ…」
無意識か？
『大丈夫大丈夫』
熊谷
「なら……いつもの場所で…」
『おっけー、外で待ってるな』
熊谷
「……おう」
いつも通り…いつも通りだ…
──────────────────
熊谷
「待ったか？」
『うん待った←』
腹立つな←
『こんばんは〜二人でーす』
店員
「いらっしゃいませ〜」
『熊谷ゴチになるわ』
熊谷
「俺が払う前提かよ←」
『悩み聞いてやるからさ〜』
熊谷
「あ？……じゃあ、俺好きな奴がいるんだけどな、
そいつが全然アプローチに気付かねぇんだよ」
『へ〜、どんなこと？
(うわっ熊谷好きなやついたのか兎原ごめん←)』
熊谷
「男に触らせないようにしたりとか、
まぁ……色々だ」
『分かりやすっ！それで気付かないその子
めっちゃ鈍感じゃん！』
熊谷
「あぁ、鈍感通り過ぎてでアホだ」
お前だけどな←
『あ、そうだ熊谷。
まだちゃんとお礼言えてなかったな。
この前はありがと。助かったよ』
あの時のか
熊谷
「お前は無防備すぎなんだよ」
『あれは油断した。てかお前なんで
助けに来れたんだ？道違うだろ』
熊谷
「……偶然だ」
本当は会話を盗み聞きして後を付けたなんて
言えねぇ……
ちょっと見失ったんだよな…
『まぁなにはともあれお前のおかげで
助かったわけだし。何かお礼するよ
何がいい？』
熊谷
「……釣り…やるぞ。」
『ねぇそれわざと？？私海無理なんだけど？？』
熊谷
「わざとだ←」
『正直でよろしい←』
こいつはいつになったら気づくのだろうか。
結構さらけ出してるつもりなんだけどな…
『明日も仕事か〜めんど〜』
……可愛い…
って、俺キモイな←
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すぶた(プロフ) - 小鳥さんさん» ありがとうございます！テストも明日で最後…！頑張ってきます！多分そろそろ完結なので最後まで見守ってくれると嬉しいです！ (2022年1月12日 22時) (
レス) id: d948df5e48 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥さん(プロフ) - 更新楽しみにしております。ツンツン熊谷さんが尊いです。私も初めてはみたものの書いては消してみたいな感じで奮闘しています…。すぶたさんの書く熊谷さんがドストライク過ぎて死にそうです。勉強等大変かと思いますが、これからも頑張って下さい！！応援しています。 (2022年1月12日 22時) (レス) id: 397559e3b8 (このIDを非表示/違反報告)
すぶた(プロフ) - スルメさん» ありがとうございます！！実は今日三者懇談でして緊張で押し潰されそうです……少しずつですが必ず完結させるのでまた見に来て下さい！！ (2021年12月22日 7時) (レス) id: d948df5e48 (このIDを非表示/違反報告)
スルメ - 読んでて面白いです。色々と大変でしょうが頑張ってください!更新がじゃなくて、人生を (2021年12月22日 0時) (レス) @page15 id: 38063781d3 (このIDを非表示/違反報告)
すぶた(プロフ) - 神楽さん» こんばんは〜！私もニマニマしながら書いてます(笑)頑張って完結させるので最後までお付き合い下さい！ (2021年10月9日 23時) (レス) id: d948df5e48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すぶた | 作成日時：2021年9月19日 19時
