思春期男子と超能力者２【梶蓮】 (ページ5)

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５２話ページ5

コンビニにて────。

榎本
「やっぱ元気付けてやらねぇとな」

『とりあえず暖かいもの買いましょっか』

榎本
「これとかどうだ？」

『…？どれですか…？』

榎本
「”蒙古タ×メン中×北極ラーメン”…ってやつ」

『…え？？』

榎本
「辛いから体暖まるだろ」

『風邪の時にこんな辛いもの食べたら
死んじゃいますよ…！』

榎本
「そうか？じゃあ…”明星ぶ×か油そば”」

『油物…！！』

楠見
「(──────…って感じ)」

梶
「あー…(察し)」

『とりあえず牛丼は元気になってから
食べて貰うとして…梶さん食欲ありますか？』

梶
「…少しだけ」

『ならお味噌汁にしましょうか、
台所借りますね』

お湯沸かさないと…

────────────────

榎本
「…Aって、いいお嫁さんに
なるぃそうだよな」

梶
「…？」

榎本
「あの容姿なるぁモテるんだるぉうな〜…」

梶
「なんだよいきなり…」

榎本
「…ボサっとしてたるぁ知らねぇ奴に
取られちまうぞ」

梶
「…別に、そんなんじゃねぇよ…
つーかアイツ…気になる奴いるらしいし」

榎本
「それが誰かも分かんねぇのに
諦めんのは早いんじゃねぇの？」

楠見
「(恋は度胸だよ)」

梶
「…お前らには関係な─────」

『恋バナですか？』

梶
「…！」

榎本
「うぉ…ビビったー、
どこら辺から聞いてたんだ…？」

『えーっと…”それが誰かも分かんねぇのに”
…ってところからです』

榎本
「そ、そうか…良かったな梶！」

梶
「俺に話ふるなよ…！」

『梶さん好きな人出来たんですか？』

梶
「…ぃ、いない…」

『…？でもさっき…』

榎本
「まぁその辺にしてやれって…！ほら見ろ…
恥ずかしさで顔赤くなってるから、な…？」

『ホントだ…貴重ですね、目に焼き付けときます』

梶
「やめろ…！」

﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏

テスト勉強の合間に書いたので
微妙かもしれません。

来週の金曜日まで更新遅くなります。