ｻﾌﾞｽﾄｰﾘｰ3 ページ31
──────
岸「じゃあ開けるよ？」
「「「うん！」」」
キィィイっと音を立てて開かれた扉から光が差し込む
岸くんを先頭に屋上へと出る
A「懐かしい、」
廉「お、ちゃんと覚えとるな！」
A「もう戻ったってば〜笑」
岸「日光最高だな！ハハハハ！」
み「ねえ、あれ見て！」
卒業式の後、ここへ来て地面に落書きをした
み「10年後のみんなへだって、まだ３年しか経ってないし笑」
岸「うわ！まじか！フライングじゃん、」
み「廉の文、縦読みしたらAと結ばれた？じゃん笑」
廉「うわ！はっず。そんなん見つけるなやみつは！笑」
A「縦読みはダサいよ〜笑」
廉「Aまでそんなことゆーやん、もー。」
み「待って待って、岸くんやばい！」
岸「え？！真剣だよ！？これ」
10年後のみんなへ
拝啓この落書きを読んでいる岸優太
未来の自分になら、打ち明けられます。
岸くんじゃなくて優太って呼ばれたいいいい！！！！！！！
彼女が出来たらゆうくんって呼ばれたいいいいいいい！！！
以上、俺の本音でした。
廉「だってよ、優太」
岸「うおおおお！昔の俺素直だな！」
『みつは、ちょーまともだね！』
み「うん！海人のは？」
『本当に幸せですか？だよ』
____本当に幸せですか？
変化と言えば、みつはと付き合い始めたこと。
漫画家を目指し始めたこと。
お兄ちゃんが出来たこと。
複雑だったことが多くて、まだ整理しきれてない部分もあるけど
昔の俺は俺に本当の意味での幸せになって欲しかったんだよね。
幸せかって言ったら
___________はい。幸せです。
家に帰ると平野先生がいた。
平「おかえり〜海人」
『来てたんだ！平野先生！』
平「……ご飯作ったよ、食べる？」
『食べる！』
平「おっけー、あっためるね」
平野先生って呼んじゃうと、いつも少しフリーズする平野先生。
お兄ちゃんって本当は読んでほしいんだろうな。
俺だって呼びたい。
今日の俺は今までの俺とは違う。
幸せになるんだから。
平「おまたせ〜」
｢｢いただきまーす｣｣
『おいしいね、お兄ちゃん。』
平「……おいしいね、」
一瞬驚いた顔したけど、受け入れてくれて嬉しかった。
やっぱり俺は幸せです。
_____fin
ありがとうございます。
ｻﾌﾞｽﾄｰﾘｰおわりです。
次はミステリアスという作品に取り掛かります。笑
終わり
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ゆな(プロフ) - 話が深くて面白いですね。更新頑張ってください！！！ (2019年4月5日 20時) (
レス) id: c6227ef130 (このIDを非表示/違反報告)
0519nami(プロフ) - 更新お疲れ様です。凄く面白いです！学校で大変と思いますが続きのお話しを楽しみに待ってるので無理せず更新頑張って下さい！ (2019年1月30日 19時) (レス) id: 50354e6784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんたこ | 作成日時：2019年1月30日 10時
