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みつはside
Aから返事がなかなかない。
神宮寺先生と何の話をしたんだろう
そんなことを考えてたら
突然耳に携帯をあてた廉が家に来て
口パクで"A電話出た！"って言ってるから
ほっと肩をなで下ろしたのと同時に
話の内容に対しての不安が襲った
案の定電話をとると
聞かされたのは平野先生の話
夏祭りの日にそんなことになってたのは正直驚いたし、
廉になんて説明したらいいのか分からなかった
目の前で私の様子を伺いながらココアを飲む廉
言葉に詰まりつつ相槌を打つ
前を向くと答えたAと電話を終えて
廉「Aなんて！？」
と食い気味に聞いてくる廉に
「廉の出番だよ」
と答えた。
Aがまえをむくっていうんだから
背中を押してあげなきゃ行けない。
1人で忘れられるわけがないよ、いつまで経ってもきっとAは平野先生が好きだ。
授業中のAを見ればそんなのは一目瞭然だった
……廉はずっとAが好きだ
利用するわけじゃないけど、この際二人共に幸せになって欲しい
平野先生という敵に苦しむ廉も
平野先生を忘れられないAも
悲しむとこなんかもう見たくないから。
廉「……出番って？」
「Aが平野先生を忘れられるように廉が支えるんだよ」
頭にハテナが浮かんでる廉に電話の内容ではなく
支えて欲しい、そう伝えた
本当は願ってたんだよ？Aだったら先生と想いあえるんじゃないかって。
でも大人や世間は許してくれない
それは私たちがまだ"高校生"だから。
廉が帰って自室の窓から夜空を見上げる
みんなが幸せになればいいのにって
心からそう思ったんだ。
明日も海人と過ごすけど
海人は自分のことを全然話さない
この距離は何かが原因なのか。
私には言えない何かがあるのかな？
幸せの裏にはなにかがあるんだよね、きっと。
それはみんな同じなんだ。
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作者です！
自己満で始めたんですけど、見てくださる方が多くてビックリしてます。
使い方いまいちわからんし国語苦手やから表現力ないと思うけど楽しんでってください笑
物語は2年後の第2章に飛びます。
彼らは大学1年の年です。
更新頻度は相変わらず遅いので把握お願いします。
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ゆな(プロフ) - 話が深くて面白いですね。更新頑張ってください！！！ (2019年4月5日 20時) (
レス) id: c6227ef130 (このIDを非表示/違反報告)
0519nami(プロフ) - 更新お疲れ様です。凄く面白いです！学校で大変と思いますが続きのお話しを楽しみに待ってるので無理せず更新頑張って下さい！ (2019年1月30日 19時) (レス) id: 50354e6784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんたこ | 作成日時：2019年1月30日 10時
