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移行です！
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yoursside
『平野先生とAを近づかせないようにお願いします』
叔母の顔は真剣だった
受話器が置かれて叔母からひとつため息が落ちた
ソファに座った叔母に
「ただいま」
と声を掛けた
すごく驚いた叔母は
『……Aちゃん、おかえり』
引きつった様子で微笑んだ
「おばちゃんが学校に言ったの？」
神宮寺先生はあの時、学校にも連絡があって、と言っていた
それが平野さん自身が自分の行動を見つめ直すきっかけになったと。
『……だめよ、先生は』
「何を見てたの？」
『Aちゃんが夏祭りの日帰りが遅くていくら廉くんでも心配でおきてたのよ』
廉はよく家に来ていたので叔母も把握してる。
『家の前に車が止まったと思ったら…』
「うん」
『平野先生で…頭を撫でたり手を握ったりしないじゃない先生は……』
少し涙を貯めた叔母はひたすら泳ぎ続けていた目をこちらに向けた
「……おばちゃんが連絡したの？学校に」
『そうよ、Aちゃん、平野先生は先生なのよ！』
廉にも言われたその言葉
フラッシュバックしてくる
先生だって人間なんだよ、何がダメなの？
どうして好きになったらダメなの？
頭の中の言葉を私は発してしまってたらしくて
『…それはあなたがまだ高校生だから』
叔母は冷静にそう言い放った
……
部屋に戻りベットで携帯を開くと
みつは、廉、海人、岸くんからのLINEがたくさん届いてた
みつはなんて３０件超えてる
ちょうどかかってきた廉からの電話に出た
廉「……え！？繋がった！？A！」
「騒がしいよ」
電話の向こうの廉が隣のみつはの家にかけこんだのがわかった
みつの声が聞こえる
廉「ごめんごめん、あの、どうやった？神宮寺先生の話」
廉たちは何も知らない、夏祭りの日のことを。
「ちょっとみつはに代わって」
廉「え、わかった。」
少し迷ったみたいだけどみつはに電話が変わり
「……平野さん私のこと好きになっちゃったんだって」
み「え？」
「先生と生徒はだめなんだって、私が高校生だから」
み「……そっ、か、」
夏祭りの日のことをみつはにうちあけて
そのあと叔母のことも話した
み「前、向けるの？」
「……うん、向くしかないよね。」
み「わかった、」
電話を切ると部屋の静けさが
余計に平野さんを思い出させて苦しくなった。
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ゆな(プロフ) - 話が深くて面白いですね。更新頑張ってください！！！ (2019年4月5日 20時) (
レス) id: c6227ef130 (このIDを非表示/違反報告)
0519nami(プロフ) - 更新お疲れ様です。凄く面白いです！学校で大変と思いますが続きのお話しを楽しみに待ってるので無理せず更新頑張って下さい！ (2019年1月30日 19時) (レス) id: 50354e6784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんたこ | 作成日時：2019年1月30日 10時
