アネモネ【ダーマ】 (ページ6)

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五話『オキナグサ』ページ6

❁⃘*.ﾟダーマside❁⃘*.ﾟ

モトキが作った料理を食べ終わり

今も尚、モトキの膝の上に座っている

Aに苛立ちを覚える。

シルク「なんだよダーマ、モトキに嫉妬か？」

ダーマ「うるせぇ、そんなんじゃねぇし…。」

俺はそっぽを向き、熱を持った顔を隠す。

…言える訳ねぇよ。

”好き”だなんて。

小っ恥ずかしい言葉は苦手だ。

A『…？ダーマの事も大好きだよ！///』

俺は恥ずかしくなり口元を手で覆う。

俺は横目でAをチラっと見る。

Aの顔はほんのりと赤くなっていた。

俺の”好きとお前の”好き”が一緒だったら

どんなに幸せか。

ンダホ「…ねぇ～、Aちゃんはどんな

タイプの男性が好きなの～？」

ダホは微かに俺の顔を見てニヤりと笑う。

一方Aはと云うと少し困惑気味の

状態であった。

A『え、えっと…///…だ、だぁまくん

みたいな人が…す、すき…かな…/////』

メンバー全員が俺の顔を見てニヤニヤする。

Aは耳まで真っ赤になり瞳は微かに

潤んでいた。

ダーマ「…っ～/////お前らな～!!/////」

ぺけたん「どっちが先に気付くかなぁ～？」

ぺけは意味深な言葉を残す。

俺は頭を抱えて唸る。

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オキナグサの花言葉は、

「純粋な心」「告げられぬ恋」

「何も求めない」「裏切りの恋」