教授の彼女

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自惚れても良いんじゃないか？

だってそんなこと言う相手なんて好きな人くらいでしょ


よし、と意気込んで告白しようとしたそのタイミングでマスターが食事を運んできてくれて、



ま、まぁ、焦ることじゃないし、ご飯食べたあと言えば良いし、


『エミさんのいつものはサンドイッチとコーヒーなんですね』


「えぇ、前からずっとそうですね
　日によってサンドイッチの具も変わるから飽きがこないんで


　Aさんはパンケーキなんやね」


『そうなんです
　パンケーキも甘いのとかおかず系とか変わるから飽きないんですよね』



「ドリンクは？」


『いつもデザートと一緒にココアをお願いしてるんです』


「はは、そうやった
　甘党さんでしたね」


『引かれるくらいに
　病気になるよって言われるんですけど、我慢できないです』


「仕事でたくさん頭使ってるから欲してるんでしょうねぇ

　甘いものたくさん食べてるのに、スラッとしてて羨ましいです」


『そんな

　エミさんはすらってしてるよりも今のままがいい』


「えぇ…腹筋割れてる方が女性的にはいいじゃないんですか？」



『私はエミさんの包容力いっぱいの体格が好きです

　あ、太ってるってわけじゃないですよ！
　ガリガリでもなくて程よい感じで、身長もあって



　ぎゅってされたら包まれるような…あれ、？』


大 暴 露


待て待て流れで言っていいことやないし、付き合ってもない女から言われたら怖いから！


「っ！？」


ほらエミさんも事態を把握できていないよ！


顔真っ赤だよ！
目が泳ぎまくってるよ！！


『ご、ごめんなさ、』
「なら！



　それなら、Aさんは

　抱きしめたら私に包まれてしまうくらい、
　小さくてかわええです…！」


『…え、』


「バリバリ仕事してるのに、実は思っていたよりも身長が小さめでかわええし、って思ってました…！」


エミさんも大暴露大会？？？？


待ってそんなこと思ってくれてたの？



うそ、大好き…！！



・

・

・

ﾊﾞｲﾄ「マスターあそこの2人…」


ﾏｽﾀｰ「ん？


　 あらあら、
　 2人して顔真っ赤にして何やってるんやろうね」

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