16 ページ17
1人で幸せな気持ちに浸っていたが、
『あ、彼女さんとかいたら…こういうのダメですかね…』
「いえ、いませんよ」
『っ！』
よかったぁ…！！
今までで一番じゃないかってくらい心の底から嬉しい気持ちで溢れる
まさか自分が
こんなにも好きになる人ができるなんて
『エミさん、彼女さんいそうなのに』
「はは、上手ですね
そんなモテないですよ私」
本気で言ってるのに、また冗談だと思われていそう
色素が薄くて、背も高くて、優しくてモテる要素ばかりじゃないか
『えー…絶対嘘やん』
「そんなこと、、あ、いま、関西弁？
関西の人やったんです？」
『そうなんです
仕事柄標準語にしてるんですけど、気を抜くと出てしまうんです』
「そうやったんですね
なんか、勝手に親近感湧きました」
『な、なら、エミさんとおる時は、、使います』
「はは、いいですね」
あなたとおる時は緊張するけど落ち着けるんですよ
もっと距離を縮めたいから口調を変えるんですよ
『そろそろ戻りますね
ココアとタルト、ご馳走さまでした』
「いえ、楽しかったです」
『あ、あのっ
カフェもいいですけど、次は…ここ以外でも会えたり、しますか？』
デート、みたいな
『買い物行ったり、ちゃんと時間作ってご飯行ったり、、』
「もちろん、いいですよ」
『ほ、ほんまですかぁ…！？』
「こう見えて力持ちって言われますから
荷物持ちは任せてください」
にぱぁっと笑う彼の笑顔
素敵やけどそうじゃない
もっと私を意識して
『、、、頼もしいです』
なんて言えるわけもなく
次も会えることで十分と言い聞かせる
『また連絡しますね』
「はい、いつでも」
エミさんと座っていた席をたち外へ向かう
途中でマスターに話しかけられたけど
「どうでした？」
『多分、脈ない…』
「えっ、嘘やん」
だってエミさんの言動からは私と同じものが感じれないのだから
『、、、、でも、諦めたわけやないから
絶対、落とすから』
「かっこいいですねぇ
応援してますよ」
『うん、ありがとうございます』
伝わらないのなら伝わる言い方をすればいいだけのこと
ーーーーーー
おまけ2
この小説内でのイメージです
「人間(男)メーカー(仮)」お借りしました
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 549人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒パラ(プロフ) - ピッピ168号さん» 夢主さんまで褒めていただけて嬉しいです、ありがとうございます！ (2023年3月3日 2時) (
レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - ラリさん» 嬉しい言葉ありがとうございます！これからも読んで頂けたら嬉しいです (2023年3月3日 2時) (レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - 音猫さん» コメントありがとうございます。嬉しいです！少しずつ更新していきますね (2023年3月3日 2時) (レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - レモの仮眠室さん» 前のお話も読んでいただけたらより楽しめるようにしていく予定です！ (2023年3月3日 2時) (レス) @page40 id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - 可愛いィィィィィィィィィィィィィ！好きですっっっっっ！emさん尊い！夢主ちゃんが可愛い！最高やん！ (2023年2月27日 4時) (レス) @page30 id: 220c7b8121 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒パラ | 作成日時：2023年1月31日 2時
