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「はいぃ！！」
さっきの独り言聞かれてたらはずかしい
おまけに上擦った返事までしてしまい、恥ずかしさが倍増する
まぁマスターもしくはここのバイトの方だし知ってる人やから…
と思いながら振り返る
「え“っ」
『こ、んにちは…』
眉尻を下げて笑うのは
会いたい、話したいと願っていた
焦がれていた、と言った方が正しいか
あの時の彼女
『この前はありがとうございました
あのっ、よろしければなんですけど、
ほんと断っていただいても構わないんですけどっ、
席、ご一緒したいな、なんて…』
視線を泳がせて
耳まで赤くしてそういう彼女
こちらまで赤くなってしまう
「、、、」
予想していなかった彼女の登場
そして予想していなかった彼女の提案に私だけ時間が止まる
宇宙猫状態や
『あっ、ご、めんなさ、、やでしたよね
ほんと、何してんだろ私…』
しょぼんと
まるで花が萎れてしまうように
小さくなっていくように見えた
このエーミール、女性を悲しませてしまっている…！？
あかん、誤解を解かないと
『会えてよかったですっ…
って、また変なこと言った…よくないでしょどう考えても
帰りますね、すいませ…
「嬉しいです！！私も！！！」
えっ、
ほんまですか…？』
今にも泣きそうな彼女をこれ以上見たくなくて
思っていたよりも大きな声が出てしまった
けど、、
花が咲いたようにふわりと笑顔になって彼女を見たら
恥ずかしいとか
やってしまったとか
もうどうでも良くなった
「ほんまです
会えて嬉しいです」
初めて目が合った気がした
視線が交わり数秒
大きくなる鼓動と
熱くなる体
息も少し乱れていく
『わ、わたし、Aって言います
荒木A、
スマホ、ほんとに助かって、、ずっともう一回会いたいなって、、あの、、、』
なぜかテンパっている彼女を見ていたら少し落ち着いて
自分より緊張している人を見たら緊張が和らぐあの現象みたいな
「Aさん」
『！、はい(名前、呼んでくれたぁ…！)』
「席、ぜひご一緒したいです
私と同じでよければ、どうぞ」
『ありがとうございます！』
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黒パラ(プロフ) - ピッピ168号さん» 夢主さんまで褒めていただけて嬉しいです、ありがとうございます！ (2023年3月3日 2時) (
レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - ラリさん» 嬉しい言葉ありがとうございます！これからも読んで頂けたら嬉しいです (2023年3月3日 2時) (レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - 音猫さん» コメントありがとうございます。嬉しいです！少しずつ更新していきますね (2023年3月3日 2時) (レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - レモの仮眠室さん» 前のお話も読んでいただけたらより楽しめるようにしていく予定です！ (2023年3月3日 2時) (レス) @page40 id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - 可愛いィィィィィィィィィィィィィ！好きですっっっっっ！emさん尊い！夢主ちゃんが可愛い！最高やん！ (2023年2月27日 4時) (レス) @page30 id: 220c7b8121 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒パラ | 作成日時：2023年1月31日 2時
